2016年リオデジャネイロオリンピックのトライアスロン競技

2016年リオデジャネイロオリンピック トライアスロン競技

2016年リオデジャネイロオリンピックにおけるトライアスロン競技は、2016年8月18日と20日に開催され、国際トライアスロン連合（ITU）の管轄の下、世界のトップアスリートたちがメダルをかけて競い合いました。

競技日程

試合は現地時間（ブラジリア時間）に沿って行われました。詳細なスケジュールは公式記録をご確認ください。

出場枠

今大会では、前回大会と同様に男女それぞれ55名、合計110名の選手が出場しました。出場枠の決定方法は以下の通りです。

1. 大陸別選手権優勝: 2015年のヨーロッパ大会、パンアメリカン大会、アフリカ、アジア、オセアニアの各大陸選手権の優勝者の国・地域にそれぞれ出場枠が与えられました。
2. 世界予選: 2015年に開催された世界予選の上位選手の国・地域にも出場枠が付与されました（上記1と重複しない場合）。
3. ITUオリンピック資格リスト: 2014年5月15日から2016年5月15日までの期間における世界トライアスロンシリーズ、ITUトライアスロンワールドカップ、ITU大陸別選手権で算出されるポイントに基づいたランキング（ITU Olympic Qualification List）の上位選手のうち、50位までの選手の内ポイント上位39名（1～2と重複する選手は除く）の国・地域に出場枠が与えられました。
4. 開催国枠: 開催国であるブラジルには1名の出場枠が与えられました（ただし、上記1～3のいずれかで出場枠を確保した場合は対象外）。
5. 第三者委員会推薦: 第三者委員会からの推薦により、最大2名まで出場が認められました。
6. 大陸別最上位: 上記1～5で選出されていない場合、ITUポイント（または大陸別選手権、ITU Olympic Qualification List）において各大陸の最上位の国・地域に出場枠が与えられました（最大5枠）。
7. 最終選考: 上記1～6までの選考で55名に満たない場合、ITU Olympic Qualification Listの上位から55名に達するまで国と地域が選出されました。

出場枠の配分においては、上位8つの国・地域は最大3名、その他の国・地域は最大2名までと定められていました。

出場資格

出場選手は、以下のいずれかの条件を満たす必要がありました。

NOCごとの大陸別予選の最上位
NOCごとの2015年に開催される世界トライアスロンシリーズ、ITUトライアスロンワールドカップ、ITU大陸別選手権で算出されるポイントの最上位
ITU Olympic Qualification Listの上位140位以内
2015年に開催される世界トライアスロンシリーズ、ITUトライアスロンワールドカップ、ITU大陸別選手権で算出されるポイント上位140位以内
ITUポイントの上位140位以内

国別の出場枠および出場選手は、2016年5月18日に国際トライアスロン連合より発表されました。

大会結果

男子および女子の競技結果、国・地域別のメダル獲得数については、公式記録をご参照ください。


この大会での各国の選手の活躍は、トライアスロン界に大きな影響を与え、今後の競技の発展に繋がることが期待されます。

出典

国際オリンピック委員会 - 2016 トライアスロン公式結果
* 国際トライアスロン連合

もう一度検索