2016年リオデジャネイロオリンピックのホッケー競技は、国際
ホッケー連盟(FIH)の管轄のもと、
2016年8月に
ブラジルの
リオデジャネイロにあるセントロ・オリンピコ・ジ・ホッケイで開催されました。
試合形式の変更
今大会から、試合時間が大幅に変更されました。従来の前後半35分ずつの70分制から、1クォーター15分の60分制へと短縮され、よりスピーディーでアグレッシブな試合展開が期待されました。
参加国
開催国である
ブラジルは、男子
ホッケーのみ出場権を獲得しました。出場権獲得の条件として、男子はFIHランキング30位以内、またはパンアメリカン大会で6位以内、女子はFIHランキング40位以内、またはパンアメリカン大会で7位以内という基準がありました。
各大陸の代表チームに加え、FIH
ホッケー・ワールドリーグの準決勝ラウンド上位チームにも出場権が与えられることになりました。これにより、世界各国の強豪チームがオリンピックの舞台で競い合うこととなりました。
男子日本代表
男子日本代表は、アジア競技大会で予選リーグ3位に終わり、準決勝進出を逃しました。また、
ホッケー・ワールドリーグでは準決勝ラウンドに進出したものの、オリンピック出場権を獲得することはできませんでした。1968年メキシコシティーオリンピック以来の出場は、残念ながら叶いませんでした。
女子日本代表
女子日本代表は、アジア競技大会で予選リーグを2位で通過しましたが、準決勝で敗れました。
ホッケー・ワールドリーグではアントワープ大会で6位となり、オリンピック出場権を獲得しました。これは、
ブラジルが開催国枠を得られなかったために出場枠が1つ増えたこと、そして日本が世界ランキングでスペインを上回っていたことが理由です。
最終結果
今大会の試合形式は、12チームが2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各グループ上位4チームが決勝トーナメントに進出するというものでした。女子日本代表は4大会連続のオリンピック出場となりましたが、グループステージで1分4敗の5位に終わり、決勝トーナメント進出はなりませんでした(最終順位は10位)。
国・地域別メダル獲得数
(メダル獲得数については、詳細なデータが提供されていないため、省略します。)
この結果は、国際オリンピック委員会の公式サイトで確認できます。
国際オリンピック委員会 - 2016ホッケー競技公式結果