2016年リオデジャネイロオリンピックの射撃競技

2016年リオデジャネイロオリンピック 射撃競技

2016年リオデジャネイロオリンピックの射撃競技は、8月6日から8月14日までセントロ・オリンピコ・ジ・チーロで開催されました。国際射撃連盟（ISSF）が運営を行い、世界中から集まったトップアスリートたちが、その腕前を競い合いました。

競技概要

今大会では、前回大会と同様に以下の15種目が実施されました。

ピストル

男女個人10mエアピストル
男子個人25mラピッドファイアピストル
女子個人25mピストル
男子個人50mピストル

ライフル

男女個人10mエアライフル
男女個人50mライフル3姿勢
男子個人50mライフル伏射

クレー射撃

男女個人トラップ
男女個人スキート
男子個人ダブルトラップ

今大会からの大きな変更点として、最終順位の決定方法が挙げられます。従来は予選と決勝の通算成績で決定されていましたが、今大会からは決勝のみの成績によって順位が決定される方式に変更されました。これにより、決勝での一発逆転や、よりスリリングな展開が期待されるようになりました。

出場枠と代表選考

出場枠は、2014年にスペインのグラナダで開催されたISSF世界射撃選手権や、ISSFワールドカップなどの大会で上位に入賞した選手が所属する国に与えられました。また、各大陸予選を通過した選手、開催国枠、招待枠を含め、総勢390名の選手が出場しました。

各国から派遣される選手は、最小資格スコア（MQS）を満たしている必要があり、複数の種目に出場することも可能でした。ただし、同一種目への出場は1カ国あたり2名までと制限されていました。

2015年11月にクウェート市で開催予定だったアジア射撃選手権は、当初アジア予選として扱われる予定でしたが、クウェート側の事情により予選としての承認が得られませんでした。そのため、2016年1月にインドのニューデリーで改めてアジア予選が開催されました。

日本代表の結果

日本からは、ISSFワールドカップで出場枠を獲得した松田知幸選手（ピストル）、山下敏和選手（ライフル）、中山由起枝選手（クレー）をはじめとする、8名の選手が延べ12種目に出場しました。しかし、残念ながら決勝進出を果たす選手はいませんでした。

国・地域別のメダル獲得数

今大会での国・地域別のメダル獲得数は以下の通りです。


詳細な競技結果やメダル獲得数については、下記の外部リンクをご参照ください。

国際オリンピック委員会 - 2016 射撃公式結果
リオ五輪・パラリンピック組織委員会公式サイト（英語・ポルトガル語・フランス語・スペイン語）
* 国際射撃連盟（英語）

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