2017年静岡県知事選挙

2017年静岡県知事選挙について

2017年6月25日に投開票が行われた静岡県知事選挙は、現職の川勝平太氏の任期満了に伴い実施されました。この選挙は、改正公職選挙法により選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられてから初めての県知事選挙であり、注目を集めました。

選挙戦は、6月8日に告示され、無所属の現職である川勝平太氏と、同じく無所属の新人で、1992年バルセロナオリンピック柔道銀メダリストの溝口紀子氏による一騎打ちとなりました。

選挙の主な争点は、川勝県政2期8年の評価であり、県民の審判が下されることとなりました。

選挙データ

選挙事由：任期満了
告示日：2017年6月8日
執行日：2017年6月25日
広報キャラクター：内田篤人（サッカー選手・静岡県田方郡函南町出身）
同日選挙：静岡県議会議員補欠選挙（伊東市選挙区・富士市選挙区）

立候補者の動き

当初、自由民主党静岡県連は、県議会議員の宮沢正美氏を擁立する意向を示していましたが、県連役員からの反対により断念。また、衆議院議員の渡辺周氏も、現職の川勝氏が不出馬の場合に立候補を検討していましたが、川勝氏の出馬表明により断念しました。

選挙戦のタイムライン

2017年4月25日：現職の川勝平太氏が、定例会見で3選を目指し立候補を表明。
2017年5月1日：溝口紀子氏が会見で立候補を表明。

各政党・団体の対応

自由民主党静岡県連：宮沢氏の擁立を断念し、自主投票。ただし、一部の党支部は溝口氏を推薦。
公明党：いずれの候補者からも推薦依頼がなかったため、自主投票。
民進党静岡県連：現職の川勝平太氏を支援。
日本共産党：候補者擁立を見送り、自主投票。

選挙結果

6月25日の投開票の結果、現職の川勝平太氏が、新人の溝口紀子氏を破り、3回目の当選を果たしました。投票率は46.44%でした。

当日有権者数：3,060,965人
* 最終投票率：46.44%（前回比：-3.05pts）

この選挙は、静岡県の今後を左右する重要な選挙であり、県民の関心も高いものでした。結果として、川勝県政の継続が選択されることとなりました。

もう一度検索