2017/2018 ISUジュニアグランプリシリーズ

2017/2018 ISUジュニアグランプリシリーズの概要

2017年から2018年のシーズンにかけて開催されたISUジュニアグランプリシリーズは、ジュニアクラスのフィギュアスケート競技の大きなイベントです。毎年異なる国で開催されるこのシリーズは、今年はオーストラリア、オーストリア、ラトビア、ベラルーシ、クロアチア、ポーランド、イタリアの7国で行われ、最終的な競技が日本で行われるISUジュニアグランプリファイナルで締めくくられます。

開催国と競技内容

ジュニアグランプリシリーズには、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの各競技がありますが、ペア競技は7大会中4大会でのみ行われます。参加選手は各国や地域のフィギュアスケート連盟に選ばれた選手たちで、国際的なジュニアレベルの大会として競技が行われ、各イベントは選手にとって重要な試練の場となります。

大会日程とファイナル

ペア競技が実施されるのは、ブリスベン、オーストリア杯、リガ杯、ミンスク・アリーナ杯、クロアチア杯、バルティック杯、エーニャ・ノイマルクトの4大会です。また、ジュニアグランプリファイナルはシニアのグランプリファイナルと同時期に開催され、ジュニア選手たちの最終決戦となります。

参加資格

選手は各国・地域に与えられた出場枠の中から選ばれ、ファイナルを除くすべての大会に1選手（または組）につき最大2大会まで出場可能です。一方、グランプリシリーズに出場した選手は、ジュニアグランプリシリーズには参加できません。このルールにより、競技はより高いレベルで保たれ、多くの選手に公平な機会が与えられます。

出場枠とファイナル出場資格

各国、地域ごとの出場枠は、前年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権の結果に基づいて提供されます。また、開催国は自国の選手を優遇して出場させることができ、その数は3名（組）までとなっています。ファイナル出場資格は、7大会での順位に基づきポイントが与えられ、合計得点に基づいて上位6選手（組）が選ばれます。

競技結果と賞金

シリーズ全体の成績が必然的に選手に影響を及ぼし、それぞれの大会での順位によって賞金が与えられます。ISUジュニアグランプリファイナルに参加することで、選手はさらに大きな賞金を得ることができ、ジュニア選手たちにとっては夢の舞台となります。

このように、2017/2018 ISUジュニアグランプリシリーズは、ジュニア層のフィギュアスケーターにとって、国際舞台に挑む貴重な機会であり、次世代の才能を発見するための重要なイベントとして位置付けられています。

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