2018 FIFAワールドカップ・オセアニア予選

2018 FIFAワールドカップ・オセアニア予選の概要

2018 FIFAワールドカップ・オセアニア予選は、2018年に開催予定のワールドカップロシア大会のオセアニア地区の代表決定戦です。この予選には、オセアニアサッカー連盟（OFC）に所属する合計11チームが参加します。出場枠は0.5となっており、ワールドカップへの道は厳しいものとなりました。

予選形式

この予選は大きく分けて3つのラウンドで構成されます。

1次予選

最初のラウンドでは、FIFAランキングが下位に位置する4チーム（アメリカ領サモア、クック諸島、サモア、トンガ）が出場します。これらのチームは、トンガで行われる1回戦総当たりリーグ戦を実施し、最も成績が良かったチームが次のラウンドに進出します。

2次予選（OFCネイションズカップ）

2016年に開催されたOFCネイションズカップがこの次のラウンドと兼ねており、1次予選を勝ち抜いたチームに加え、7チーム（フィジー、ニューカレドニア、ニュージーランド、パプアニューギニア、ソロモン諸島、タヒチ、バヌアツ）が参加します。参加チームは8チームにおよび、二つのグループに分かれた後、1回戦総当たり形式で6試合を戦います。各組の上位3チームが3次予選に進出し、上位2チームはOFCネイションズカップの決勝トーナメントにも参加します。優勝チームはFIFAコンフェデレーションズカップ2017の出場権を獲得します。

3次予選

2次予選を通過した6チームが、更に2つのグループに分かれてホーム・アンド・アウェーで戦います。各グループの1位が代表決定戦に進出し、その勝者が大陸間プレーオフ出場権を獲得します。

競技日程

1次予選は2015年8月31日から9月5日までトンガで行われました。一方、2次予選は2016年5月28日から6月11日までパプアニューギニアで実施されました。ここで、各組の3位以上が3次予選へ進出します。シード順は2015年7月時点のFIFAランキングに基づいて決定されました。

結果と進行

2次予選を勝ち抜いた後、シード順に基づいて組み合わせ抽選会が行われ、グループAとグループBに分かれました。ここでの強豪チームの中には、優勝候補とされたニュージーランドやパプアニューギニアがいます。

代表決定戦と大陸間プレーオフ

最後に、ニュージーランドが2試合で8-3のスコアで勝利し、見事に大陸間プレーオフへの進出を決めました。大陸間プレーオフの抽選会は2015年7月に行われ、そこからの試合結果が注目されます。

このように、2018 FIFAワールドカップ・オセアニア予選は多くのチームが参加し、厳しい戦いを繰り広げました。各ラウンドの結果は、次のステージへの道を左右する重要なものだったと言えるでしょう。

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