2018 FIFAワールドカップ・予選

2018 FIFAワールドカップ予選の概要

2018 FIFAワールドカップはロシアで開催され、32チームが出場します。開催国のロシアは予選を免除されますが、前回優勝国による予選免除は行われないため、31チームが予選を通じて選出されることになります。本大会の予選は各大陸ごとに異なる形式で行われ、さまざまな国が参加しました。

組み合わせ抽選と予選の開始

組み合わせ抽選は2015年7月25日にサンクトペテルブルクのコンスタンチン宮殿にて行われ、最初の試合は2015年3月12日に行われた東ティモール対モンゴルのアジア1次予選となりました。この試合では、東ティモールの選手チキート・ド・カルモが予選第1号ゴールを決めたことが記録されています。

FIFAに加盟する211の国・地域から、開催国ロシア以外の210が予選に参加し、これにより全ての加盟国が予選に申し込みを行ったのは初めてのことでした。新たにFIFAに加盟したジブラルタルとコソボも予選参加に加わり、ブータンと南スーダンも初めての予選参加を果たしました。

予選からの除外処分

いくつかの国は予選から除外されました。ジンバブエは、監督への給与未払いを理由に大会から追放されました。インドネシアは国内リーグの運営に政府が介入したとして資格停止処分を受け、2015年6月3日に予選から除外されました。また、クウェートも政府の干渉があったことから資格停止となり、残りの試合はすべて没収試合として扱われました。

大陸別予選の形式

アジア予選

AFCでは、アジアカップ2019の予選とFIFAワールドカップアジア2次予選を連携させた新しい形式を採用しました。予選は1次、2次、3次、4次に分かれ、各段階での勝者が次のラウンドに進出します。特に、2次予選では最大3チームがアジアカップの本大会出場権を獲得することになります。

アフリカ予選

予選は三段階に分けられ、1次予選は下位チームのホーム・アンド・アウェー方式での対戦が行われます。得勝者は2次予選に進出し続き、最終的に本大会出場権を得た1位チームが決まる仕組みです。

北中米カリブ海予選

CONCACAFでは、初めからノックアウト方式を取り入れ、1次から3次予選を進め、最終的に5次予選へと進出します。

南米予選

南米サッカー連盟では、10チームによる総当たり戦を行い、上位4チームが本大会に出場します。

欧州予選

54チームが参加し、グループリーグをそろえて行う予定です。プレーオフが行われ、各組のトップが進出権を獲得します。

大陸間プレーオフ

最終的にAFC、CONCACAF、CONMEBOL、OFCから選出されたチームが対戦し、勝者が本大会出場権を獲得することになります。これにより、サッカーファンは各地域の戦いを楽しむことができます。

この様にして、2018 FIFAワールドカップの予選は多くの国々の競い合いを通じて、本大会出場国を決定する重要なプロセスとなります。

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