2018年に開催された平昌オリンピックでは、カーリング競技が江陵カーリングセンターで行われました。このイベントは、
2月8日から25日までの期間に実施され、男子、女子、ミックスダブルスの3種目が競われました。カーリングは、
世界カーリング連盟の指導の下で行われる6回目のオリンピック種目であり、今回は新たにミックスダブルスが導入されました。この形式は、2015年のIOC理事会で正式に採用されたもので、男女が一緒に競う特徴があります。
競技概要
出場国
各競技に参加する国は、2016年と2017年の世界選手権の成績に基づいて選出されました。特にカーリングでは、韓国を除く上位7カ国がオリンピック出場権を獲得し、さらに残り2カ国は世界最終予選を経て決定されます。ミックスダブルスは8カ国の参加が認められ、特別な予選は行われませんでした。
イギリスはスコットランド、イングランド、ウェールズがそれぞれ別々で大会に参加していましたが、スコットランドの成績が
イギリス代表として換算されます。最終予選には、過去の世界選手権に出場したことがある国や地域が参加資格を持ちます。
加えて、
ドーピング問題によりロシアは公式なチームとしての出場を果たせず、個人資格での参加となりました。
競技日程と結果
男子競技
男子カーリングは、2月14日から21日まで予選ラウンドロビンが実施され、上位3カ国が準決勝に進出しました。特筆すべきは、タイブレーク戦が実施され、
スイスと
イギリスが対戦しました。準決勝は2月22日に行われ、さらに3位決定戦と決勝も同じ日に実施されます。
女子競技
女子カーリングは、男子と同様の形で予選ラウンドロビンが行われ、2月14日から21日までの間に上位4カ国が準決勝に進みました。その後、準決勝は2月23日に行われ、3位決定戦と決勝が2月24日・25日に実施されました。
ミックスダブルス
ミックスダブルスのカーリング競技は、
2月8日から13日に予選ラウンドロビンを経て、上位3カ国が準決勝に進出する形でした。タイブレーク戦は2月11日に行われ、ノルウェーと中国が競り合いました。準決勝も2月12日に行われ、その後3位決定戦と決勝が同日、もしくは2月13日に行われました。
結論
平昌
オリンピックのカーリング競技は、ミックスダブルスが追加されたことにより、男女の協力が必要な新たな舞台を提供しました。多くの国が熱戦を繰り広げ、競技の魅力を広めることができました。カーリングの戦略とチームワークが試されたイベントは、オリンピックの名に相応しい素晴らしい瞬間を生み出しました。