2019年のスーパーカップ (日本サッカー)

FUJI XEROX SUPER CUP 2019

2019年のスーパーカップは、2月16日、埼玉スタジアム2002で行われ、26回目の大会となりました。この大会は「FUJI XEROX SUPER CUP 2019」という名称で開催されており、特別協賛は富士ゼロックス株式会社が行いました。

主催と主管

本大会は、公益財団法人日本サッカー協会及び公益社団法人日本プロサッカーリーグが主催し、公益社団法人日本プロサッカーリーグと公益財団法人埼玉県サッカー協会が主管しました。試合の結果に応じて、優勝チームには3,000万円、準優勝チームには2,000万円の賞金が授与されます。

試合ルール

試合は前後半45分ずつの合計90分で行われ、もし90分で決着がつかない場合は、PK戦によって勝敗を決定します。PK戦はABAB方式で行われ、選手交代は最大5名まで可能ですが、ハーフタイムを除き3回以内に収める必要があります。

参加チーム

参加クラブは、2018年の明治安田生命J1リーグを制した川崎フロンターレと、天皇杯で優勝した浦和レッズの2チームです。川崎フロンターレにとっては2年連続2回目の出場、浦和レッズは2年ぶりの参加となります。

試合展開

試合は、川崎が新加入選手のレアンドロ・ダミアンを1トップに、マギーニョを右SBに配置し、4-2-3-1の布陣で臨みました。一方、浦和は杉本健勇を2トップに加え、MFエヴェルトンをアンカーに配置した3-5-2の陣形で挑みました。

開始早々から川崎フロンターレがボールを支配する展開となり、いくつかのビッグチャンスを作り出しました。しかし、浦和は杉本をターゲットにしたロングボール戦術を用い、コーナーキックやフリーキックからの得点を狙いましたが、なかなか成果には結びつきませんでした。前半は両チームともスコアレスのまま折り返しました。

後半に入ると、浦和は杉本とエヴェルトンに代わってアンドリュー・ナバウトと阿部勇樹を投入し、状況の打開を意図しましたが、試合の流れは川崎のものが続いていました。

後半7分、川崎は左サイドからMF家長昭博がクロスを上げ、そのボールを新加入のレアンドロ・ダミアンが頭で落としました。これを受けたMF中村憲剛がトラップしきれず、浮き玉となった逸材を再度レアンドロ・ダミアンが左足でダイレクトボレーを放ち、ゴールを決めます。川崎が1点を先制しました。

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