2019年パシフィックアジア
カーリング選手権は、
2019年11月2日から9日にかけて、
中華人民共和国の深圳で開催された国際的な
カーリング大会です。深圳ユニバーシアードスポーツセンターを舞台に、アジア各国の代表チームが熱戦を繰り広げました。
大会の概要
この大会では、男女それぞれの4人制
カーリング競技が実施されました。参加国は、世界選手権への出場権をかけて、ハイレベルな戦いを展開しました。
- - 男子: 韓国が優勝し、2020年世界男子カーリング選手権への出場権を獲得。日本は決勝で韓国に敗れ準優勝。
- - 女子: 中国が優勝し、2020年世界女子カーリング選手権への出場権を獲得。日本は決勝で中国に敗れ準優勝。
日本の男子チームと女子チームは、それぞれ素晴らしい成績を収めましたが、世界選手権へのストレートインはなりませんでした。しかし、両チームとも世界最終予選への出場権を獲得し、世界選手権への望みをつなぎました。
日本代表チームの活躍
日本からは、男子の部に
北海道コンサドーレ札幌、女子の部に中部電力
カーリング部が出場しました。
- - 男子: 北海道コンサドーレ札幌は、ラウンドロビンを8勝1敗の好成績で2位通過。決勝では韓国に惜しくも敗れ、2年連続優勝を逃しました。
- - 女子: 中部電力カーリング部は、ラウンドロビンを6勝1敗で1位通過。決勝では中国に敗れ、2年連続準優勝となりました。しかし、この結果により、女子チームは世界女子カーリング選手権の出場枠を獲得しました。
男子チームは、世界選手権の出場枠を逃したものの、世界最終予選で再び世界への挑戦権をかけて戦うことになりました。
大会結果の詳細
大会の詳細は以下の通りです。
男子
- - 優勝: 韓国
- - 準優勝: 日本
- - 3位: 中国
女子
- - 優勝: 中国
- - 準優勝: 日本
- - 3位: 韓国
世界選手権への道
この大会の結果、日本は男子が世界最終予選、女子が世界選手権への出場権を獲得しました。世界最終予選では、男子チームが世界選手権への最後の切符をかけて、強豪国との激戦に挑みました。
2019年パシフィックアジア
カーリング選手権は、アジアの
カーリング競技のレベルの高さを改めて示す大会となりました。日本代表チームの活躍は、多くの
カーリングファンに感動を与え、今後のさらなる飛躍に期待が高まります。