2019年奈良県議会議員選挙

2019年奈良県議会議員選挙

概要

2019年（平成31年）4月7日、奈良県議会の議員を選出するための一般選挙が実施されました。これは、現職県議会議員の4年の任期満了に伴って行われたものです。奈良県議会議員選挙は、1947年（昭和22年）4月の第1回選挙以来、途切れることなく一貫して統一地方選挙の日程に合わせて実施されており、この選挙もその伝統に則り行われました。

今回の選挙では、県議会の定数が前回から1議席減り、合計43議席となりました。この43議席に対し、60名の候補者が立候補を届け出ました。しかしながら、全ての選挙区で投票が行われたわけではなく、県内の4つの選挙区においては、立候補者数がそれぞれの選挙区の定数内であったため、無投票当選が決定しました。

選挙結果

定数43に対して60名の候補者が争った（ただし4選挙区は無投票）今回の県議会議員選挙では、各政党の勢力図に変化が見られました。

自民党

自由民主党は、単独で21議席を獲得し、県議会における最大会派としての地位を維持しました。しかし、全議席の過半数である22議席には一歩届かず、単独での議会運営には課題を残す結果となりました。

公明党

公明党は、改選前の勢力をしっかりと維持することに成功しました。

国民民主党

国民民主党も、今回の選挙を通じて既存の勢力を維持しました。

日本維新の会

日本維新の会もまた、改選前の議席数を維持しました。

日本共産党

日本共産党は、定数削減の影響も受け、生駒郡選挙区で擁立した現職候補が議席を失いました。これにより、全体として改選前から1議席減となる結果となりました。

立憲民主党

立憲民主党は、今回の選挙で特に厳しい結果となりました。全国的には勢いを増している傾向が見られた立憲民主党でしたが、奈良県においては支持を広げることができず、特に議席が多い奈良市選挙区で複数の候補を擁立しながらも共倒れとなり、県議会において1議席も獲得できないという「惨敗」に終わりました。

当選した主な政党

選挙の結果、議席を獲得した主な政党は以下の通りです。

自由民主党
公明党
国民民主党
日本維新の会
日本共産党
無所属

関連項目

2019年奈良県知事選挙
2015年奈良県議会議員選挙

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