2019年山口県議会議員選挙

2019年山口県議会議員選挙

2019年山口県議会議員選挙は、2019年（平成31年）4月7日に投票が実施された、山口県議会を構成する議員を選び直すための一般選挙です。

概要

この選挙は、現職県議会議員の4年間の任期満了に伴って行われ、日本全国で同日近辺に実施される第19回統一地方選挙の一部として位置づけられました。興味深いのは、山口県議会議員選挙が1947年（昭和22年）4月に初回が実施されて以来、毎回欠かすことなく統一地方選挙のスケジュールに合わせて行われているという歴史的経緯を持つ点です。

選挙運動の開始を告げる告示日は2019年3月29日でした。改選される議席数である47に対して、合計65名の候補者が立候補を届け出ました。山口県内に設けられた全15の選挙区のうち、5つの選挙区では立候補者数が定数を超えなかったため、投票を待たずに当選者が決まる無投票となりました。無投票で議席を得た候補者は11名でした。

選挙データ

告示日: 2019年3月29日
投開票日: 2019年4月7日
改選議席数: 47
選挙区: 15選挙区（うち5選挙区が無投票）
立候補者数: 65名
無投票当選者数: 11名

各政党および無所属からの立候補者数は以下の通りです。

自由民主党: 33名
公明党: 5名
日本共産党: 4名
国民民主党: 2名
市民政党「草の根」(諸派): 1名
無所属: 21名

選挙結果

選挙の結果、山口県議会における各党の勢力図に変化が見られました。

自由民主党は、選挙前と同様に安定した過半数の議席を確保し、引き続き議会運営で主導権を握る結果となりました。

公明党は、これまで県議会に議席がなかった山口市選挙区で初めて候補者が当選を果たし、県議会における党の議席数をこれまでの4から5へと伸ばしました。

日本共産党は、宇部市選挙区で元職候補が無投票ながら議席を取り戻しましたが、一方で山口市選挙区では議席を失う形となりました。この結果、県議会における日本共産党の勢力は、改選前と同数を維持することとなりました。

国民民主党は、党が公認した候補者の当選は1名に留まりましたが、党が推薦した候補者の中から3名が当選しました。

諸派のうち、前岩国市長である井原勝介氏が設立した地域政党「草の根」からは、井原氏の妻である井原寿加子氏が立候補し、無事に再選を果たしました。

無所属候補者の中からも多数の当選者が出ました。

この選挙により、今後4年間、山口県政を担う新たな議会の顔ぶれが決定しました。選挙の詳しい投開票状況については、山口県選挙管理委員会の発表した資料などで確認できます。

（本項目は提供された情報に基づいて作成されており、当選者の氏名リストなどの詳細は含んでおりません。）

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