2019-20 V.LEAGUE

2019-20 V.LEAGUE概要

2019-20 V.LEAGUEは日本のバレーボールリーグの第2シーズンであり、2019年10月12日から2020年3月8日までの間に行われました。この大会は前年のシーズンと同様に、男子は3ディビジョン、女子は2ディビジョンに分けて実施されます。公式表記も前年から「V.LEAGUE DIVISION◯ 2018-19」を「2019-20 V.LEAGUE DIVISION◯」と変更され、シーズン年度が先に表示されるようになりました。

男子のDIVISION1（V1）は10チーム、女子のV1は12チームで構成され、DIVISION2（V2）の男子は12チーム、女子は8チーム、DIVISION3（V3）は男子のみの4チームで行われました。また、リーグ間の入れ替え戦を含むV・チャレンジマッチについては、ライセンスを持つチームの状況に基づいて行われます。特に女子のV1リーグは、プレミアカンファレンスとスターカンファレンスに分割される新たな試みもなされました。

レギュレーション変更

レギュレーションが一部改正され、各ディビジョンのレギュラーステージにおける順位決定方法が変更されました。これまでのルールではポイントが優先されていましたが、新たに「勝利数が優先」となったため、勝利が最も重視される順位決定方法となりました。加えて、V1男子とV1女子のみ導入されていたチャレンジシステムに新たに「ホークアイ」が採用され、判定対象が増えることになりました。具体的には、ボールのイン・アウト、ブロックタッチ、アンテナに関する判定、サーバーのラインフォルトに加えて、タッチネットの判定も行われるようになります。

大会のスケジュールと出来事

2019年には5月16日に大会編成が発表され、続いて7月23日にレギュラーシーズンの日程が公表されました。2019年10月12日に開幕し、V1女子のPFUブルーキャッツとKUROBEアクアフェアリーズの試合が行われることからスタートしましたが、台風の影響によりいくつかの試合が中止となりました。

2020年1月25日には、V1女子ファイナルがJTマーヴェラスの優勝で終わり、2月には新型コロナウイルスの影響で無観客試合となることが決定しました。2月29日には、V1男子ファイナルがフルセットの末にジェイテクトSTINGSが初優勝を果たしましたが、3月には新型コロナウイルスの影響でV・チャレンジマッチや入れ替え戦が中止される事態となりました。

入れ替え戦の結果

DIVISION1では、V2上位2チームのうち1チームがS1ライセンスを持っていないため、9位の大分三好が自動で残留が決定しました。女子でも同様に11位のPFUが自動残留となります。V2においては、男子のレギュラーラウンドが新型コロナウイルスの影響を受け、打ち切りとなりました。V3では新たにS2ライセンスを取得したチームがV2に昇格することが可能となります。

最後に、2020年3月9日にチャレンジマッチの中止が正式に発表され、V1及びV2の入れ替えは行われないことが決まりました。これにより、V1に残留するチームや昇格するチームに関する新たなルールが確立されました。今後のV.LEAGUEの展開に期待が寄せられています。

もう一度検索