2020年のバレーボール

2020年のバレーボールにおける主な出来事

2020年のバレーボールでは、さまざまな競技会が開催され、注目の結果が出ました。特に春の高校バレーとVリーグの男子・女子のファイナルは、多くのファンに感動を与えました。

高校選手権の結果

2020年1月5日から12日にかけて、東京都で第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会が行われました。この大会では、男子の部で京都の東山高校が駿台学園（東京第2）を相手に3-0で勝利し、初優勝を果たしました。一方、女子の部では大分の東九州龍谷高校が古川学園（宮城）を同じく3-0で下し、8年ぶりの7回目の優勝を飾りました。両校の選手たちの熱戦は、観客の大きな拍手を引き寄せました。

Vリーグの名勝負

2020年のVリーグでも、重要な試合がいくつかありました。女子のV.LEAGUE Division1（V1）ファイナル決勝が1月26日に行われ、JTマーヴェラスが岡山シーガルズを3-2で破って、9年ぶりとなる2回目の優勝を果たしました。この試合は、両チームの接戦が続き、多くのファンを魅了しました。

続いて、男子V.LEAGUE Division1のファイナル決勝が2月29日に高崎アリーナで行われ、ジェイテクトSTINGSがパナソニック・パンサーズに3-2で勝利し、見事初優勝を遂げました。この試合もまた、熾烈な争いが繰り広げられ、応援団の熱気が印象的でした。

Division2の影響

しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響も大きく、V.LEAGUE Division2（V2）男子はシーズンの残りの試合が打ち切られました。打ち切り時点で首位だった富士通カワサキレッドスピリッツがV2の優勝を決定しました。この決定は、選手とファンにとって少々寂しさを伴うものでしたが、感染症対策を優先するためにはやむを得ない判断でした。

天皇杯・皇后杯の結果

年末には、令和2年度の天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンドが開催されました。男子決勝では、再びジェイテクトSTINGSがパナソニック・パンサーズを3-1で破り、初優勝を成し遂げました。一方女子決勝では、JTマーヴェラスが東レアローズを3-0で下して、こちらも初優勝を手にしました。両チームの選手たちのパフォーマンスは素晴らしく、会場は熱気に包まれました。

まとめ

2020年は、バレーボール界にとって激動の一年でした。大きな大会の開催中止や打ち切りがある中で、選手たちが躍動し、多くのドラマが生まれました。来年2021年のバレーボールシーンも楽しみにしたいところです。

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