2020年の野球日本代表

2020年の野球日本代表（侍ジャパン）

2020年は、様々なスポーツイベントに影響を与えた新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって、野球日本代表（侍ジャパン）の活動にも大きな制約がかかりました。これにより、日本代表が現体制となって以来、初めてとなるすべての世代、カテゴリーにおいて日本代表の試合が行われなかった年となりました。

予定されていた試合・大会

当初、日本代表は多くの試合や大会への参加が予定されていましたが、すべてが中止または延期となりました。以下は、その詳細です。

トップチーム

• - 東京2020オリンピック （福島、横浜）：

当初、2020年7月29日から8月8日までの予定でしたが、2021年7月28日から8月7日へ延期されました。

U-23

• - ニカラグア強化試合 （ニカラグア）：

9月21日から9月29日の開催が計画されていましたが、中止が決定しました。

• - 第3回 WBSC U-23野球ワールドカップ （シウダー・オブレゴン、ロス・モチス）：

9月30日から10月9日までの開催が予定されていましたが、2021年9月24日から10月3日へ変更され、その後日本は出場を辞退しました。

大学

• - 第30回 ハーレムベースボールウィーク （ハーレム）：

6月26日から7月5日の間に予定されていましたが、開催が中止されました。

• - 第1回 BFAアジア大学野球選手権 （西安）：

8月15日から8月23日の予定も、2021年4月へ延期となり、後に2022年に再延期されました。

U-18

• - 第13回 BFA U-18アジア野球選手権 （高雄）：

9月6日から9月12日の開催予定が12月20日から26日へ延期されましたが、2021年4月に再延期されるも最終的に中止が決定しました。

U-15

• - 第5回 WBSC U-15野球ワールドカップ （ティフアナ）：

8月14日から23日に予定されていた大会も、10月30日から11月8日へ延期されましたが、その後2021年3月13日から22日へ再延期され、さらに再々延期となり、開催未定となっています。

U-12

• - 第11回 BFA U-12アジア野球選手権 （台南）：

7月12日から7月18日までの予定でしたが、11月1日から7日へ延期され、最終的には2021年3月に再延期されて中止が決まりました。

女子

• - 第9回 WBSC女子野球ワールドカップ （モンテレイ）：

9月11日から20日まで予定されていたこの大会も、11月12日から21日へ延期され、さらに2021年3月1日から9日へ再延期され、その後も再々延期が続いています。

まとめ

2020年は、このように多くの試合や大会が中止または延期され、選手たちにとって非常に厳しい一年となりました。コロナの影響で活動の場が失われ、侍ジャパンの選手たちの成長やチームの一体感を育む機会が著しく制約されたことは、今後の野球界にとって大きな課題となるでしょう。スポーツの再興を願いながら、次年度以降の活動への期待が高まります。

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