2024年パリオリンピックのトライアスロン競技

2024年パリオリンピック トライアスロン競技

2024年パリオリンピックのトライアスロン競技は、ワールドトライアスロン（WT）の管轄のもとで開催されます。

出場枠

個人戦では、前回大会と同様に男女それぞれ55名、合計110名が出場権を獲得します。ただし、1つの国からの出場は男女それぞれ最大3名までと定められています。これは、オリンピック予選ランキング（個人）で30位以内に3名以上の選手がいる国に適用されます。3名に満たない場合は、男女最大2名までとなります。

男女混合リレーには、男女それぞれ2名以上の選手を派遣できる国が出場できます。

出場枠は、以下の方法で決定されます。

1. 混合リレー世界選手権: 2022年と2023年の混合リレー世界選手権を通じて、出場枠が与えられます。
2. オリンピック予選ランキング（混合リレー）: 2024年3月25日時点のランキングに基づいて出場枠が与えられます。
3. 混合リレー予選大会: 2024年に開催される混合リレー予選大会を通じて、出場枠が与えられます。
4. オリンピック予選ランキング（個人）: 2024年5月27日時点のランキング上位26名（混合リレーの成績により出場枠を得た国と開催国フランスの選手を除く）の選手が所属する国に出場枠が与えられます。ただし、国ごとの上限人数を超える場合は、次点以降の国に権利が移ります。
5. 大陸別ランキング: 上記の基準で出場枠を得ていない国のうち、5大陸それぞれの世界ランキング最上位の選手が所属する国に1名ずつ出場枠が与えられます。ただし、当該選手が世界ランキング180位以内に位置していることが条件となります。
6. 開催国枠: 開催国であるフランスには、少なくとも男女2名ずつの出場枠が与えられます。
7. 招待枠: 男女2名ずつの招待枠があります。

未使用となった大陸枠や招待枠は、オリンピック予選ランキング（個人）によって再配分されます。

出場枠を得た国は、混合リレー世界選手権、オリンピック予選ランキング（混合リレー）、混合リレー予選大会、およびオリンピック予選ランキング（個人）で出場枠を得た場合、ランキング140位以内の選手から代表選手を選出できます。世界ランキングで出場枠を得た場合と招待枠の場合は、ランキング180位以内の選手から選出できます。

競技日程

競技は中央ヨーロッパ夏時間（UTC+2）で行われます。ただし、全種目とも日程が変更される可能性があります。

（具体的な競技日程は、大会公式サイトなどでご確認ください）

競技結果

（競技結果は、大会終了後に追記します）

備考

会場となったセーヌ川については、水質が懸念されています。トライアスロン競技に参加したベルギー、スイス、ノルウェーの選手に体調不良が出たという報告があります。特に、ベルギーからトライアスロン女子に出場したクレア・ミシェル選手は体調を崩し、混合リレーを棄権することになりました。これを受けて、ベルギーの国内オリンピック委員会が声明を発表する事態となりました。

外部リンク

* トライアスロン 競技紹介 - paris2024.org

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