25時、赤坂で

25時、赤坂で：BL漫画の実写ドラマ化

人気ボーイズラブ漫画『25時、赤坂で』（原作：夏野寛子）が、2024年4月よりテレビ東京「木ドラ24」枠にて実写ドラマとして放送されました。累計130万部を超える人気作品で、「BLアワード2023」ではBESTシリーズ部門とBEST BLCD部門の両方で1位を獲得するなど、高い評価を得ています。

ストーリー

物語の中心は、新人俳優・白崎由岐と人気俳優・羽山麻水の二人。白崎は、羽山主演のBLドラマ「昼のゆめ」の相手役に抜擢されます。初めての同性愛をテーマにした作品、しかもゲイ役を演じることに不安を抱える白崎は、役作りに悩んでいました。そんな白崎に対し、先輩俳優でもある羽山は、“役作りのための恋人関係”を提案します。

この提案は、単なる役作りを超えた、二人の関係性の始まりを示唆しています。ドラマでは、役柄を通して描かれる二人の心の動きや、周囲の人物との関係性を通して、複雑で繊細な人間模様が丁寧に紡がれていきます。撮影現場における俳優たちの葛藤や、友情、そして芽生える恋心など、様々な感情が交錯する様子が、視聴者の心を掴む展開となっています。

登場人物

白崎 由岐 (しらさき ゆき): 新人俳優。BLドラマ「昼のゆめ」の相手役に抜擢され、役作りに葛藤する主人公。
羽山 麻水 (はやま あさみ): 超人気俳優。白崎の大学時代の先輩であり、「昼のゆめ」の主演を務める。白崎に役作りのための恋人関係を提案する。
三原 望 (みはら のぞむ): 羽山の友人。
明野 (あけの): 羽山のマネージャー。
佐久間 はじめ (さくま はじめ): 若手中堅俳優。「昼のゆめ」に出演。
山瀬 一真 (やませ かずま): 舞台出身俳優。「昼のゆめ」に出演。佐久間と同じ事務所の後輩。
* 篠田 (しのだ): 白崎のマネージャー。

ドラマ版

ドラマ版では、駒木根葵汰が羽山麻水役、新原泰佑が白崎由岐役を演じました。豪華キャスト陣と、原作の世界観を忠実に再現した映像、そして繊細な演出が、原作ファンだけでなく、多くの視聴者を魅了しました。また、主題歌やエンディングテーマも、作品の世界観にぴったりとマッチした選曲となっています。

さらに、ドラマ制作にあたり、LGBTQ+インクルーシブディレクターやインティマシーコーディネーターが参加。多様な視点を取り入れ、より深く、丁寧に物語が描かれています。

まとめ

『25時、赤坂で』は、BLドラマという設定だけでなく、俳優たちの葛藤や成長、そして繊細な恋愛模様を描き、幅広い層の視聴者を惹きつける作品です。漫画版とドラマ版、どちらからも魅力を感じられる作品となっています。原作をすでに読んでいる方も、これから読む方も、ぜひ一度ご覧になってみてください。

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