29 (トランプゲーム)

29（にじゅうきゅう）とは

29（にじゅうきゅう）は、トランプを使ったゲームの一種で、プレイヤーはカードの点数を加算し、合計が29になるようにプレイします。主に子供たちの遊びとして親しまれていますが、大人でも楽しめる戦略性のあるゲームです。

プレイ人数とカードの準備

このゲームは3人から7人のプレイヤーで行われます。使用するトランプは通常の52枚から、参加人数に応じて特定の枚数の10を抜いて調整します。具体的なカードの枚数は以下の通りです：

• - 2人・4人：52枚をそのまま使用
• - 3人：1枚抜いた51枚
• - 5人：2枚抜いた50枚
• - 6人：4枚抜いた48枚
• - 7人：3枚抜いた49枚

ジョーカーは使用せず、全てのカードはスートに関係なく、エースと絵札は1点、その他の数字カードはその数字に相当する点数として扱われます。

ゲームの流れ

ゲームが始まると、ディーラーは全員にカードを均等に配ります。その後、ディーラーの左隣に座っているプレイヤーから順番に、手札からカードを場に出していきます。プレイヤーは、自分が出したカードと場に出ているカードの合計を宣言しなければなりません。例えば、場に7とK（11点）がある状態で3を出した場合、「11」と宣言します。

このようにして、合計点数が29点になったプレイヤーがそのラウンドの勝者となり、場に出ているカードを全て獲得します。また、勝者は次のラウンドの台札も出します。もし誰かの手札が全てなくなると、ゲームは終了し、獲得したカードの枚数に応じて順位が決まります。同点の場合は、手札が少ない方が優位とされます。

パスとノーゲーム

プレイヤーが場札との合計が29点を超える手札しか持っていない場合、そのプレイヤーはパスし、次の人にターンが移ります。このパスは何度も行うことができますが、手札に29点を超えないカードがある限り、パスできません。

全員がパスをした場合、そのラウンドは「ノーゲーム」となり、場の札は流されます。次のラウンドは、前回最初にパスした人が新たな台札を出します。

まとめ

29（にじゅうきゅう）は、シンプルながら戦略的な要素を含むトランプゲームです。複数人でのプレイが可能で、交流の場を提供する楽しさがあります。親子で楽しむこともでき、大人数での集まりやパーティーでも盛り上がること間違いなしです。

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