3人協力クイズ!シャムロック

3人協力クイズ!シャムロック：詳細解説

2008年、日本テレビ系列で放送されたクイズ番組『3人協力クイズ!シャムロック』は、その斬新なクイズ形式と、3という数字を全面に押し出した演出で話題を呼びました。本記事では、番組の概要からクイズ形式、出演者、スタッフ、そして放送された様々なバージョンについて詳細に解説します。

番組概要

『3人協力クイズ!シャムロック』は、3人の解答者が協力してクイズに挑戦する、チーム制のクイズ番組です。番組のロゴマークには、タイトルにもなっている三つ葉のクローバー（シャムロック）があしらわれています。特徴的なのは、その徹底した「3」へのこだわり。解答者3人の前に置かれる巨大な3面モニター、3月の特番では333問という驚きの出題数など、番組全体に「3」が深く関わっています。

番組は、2008年1月12日に『クイズ!!シャムロック』として『サタデーバリューフィーバー』枠で放送されたのを皮切りに、同年3月にはゴールデンタイムでの特番、6月からは毎週土曜日にレギュラー放送が開始されました。さらに同年10月には、再び特番が放送されるなど、様々な形態で視聴者を魅了しました。

クイズ形式

『3人協力クイズ!シャムロック』では、様々なクイズ形式が用いられていました。主なクイズ形式を以下に紹介します。

穴埋めシャムロック: モニターに表示されたスロットが停止し、空白のマスを解答者が埋めていく形式。
グラデーションQ: 写真や問題が次々と流れていく中、解答者が解答していく形式。難易度が徐々に上昇していく点が特徴です。
タッチDEセレクト: 提示された選択肢を、テーマに合致するかどうかを判断する形式。少ない回数で正解するほど高得点となります。
三択シャムロック: 3つの選択肢の中から正解を1つ選び、○×ボタンで解答する形式です。
つながりシャムロック: 提示されるヒントから共通点を答えるクイズ。ヒントの数が少なく、早く正解するほど高得点となります。
漢字シャムロック: 2つの漢字から1つを選び、熟語を完成させるクイズです。
スクラッチシャムロック: 画面を削って現れたものを答えるクイズ。削る箇所によって得点が変わります。
じわじわシャムロック: 写真や映像が徐々に表示されていく中、何であるかを当てる早押しクイズです。
SOSシャムロック: チーム対抗で、不正解の場合、チームが水で埋まっていくサバイバル形式のクイズです。
ぱくぱくシャムロック: 早押し形式で、条件に合致するかどうかを判断するクイズです。
脊山はどこでしょう?シャムロック: オープニングで行われた、出演者が隠れている場所を当てるクイズです。

出演者

MCは「シャムロックガールズ」と呼ばれ、番組のバージョンによってメンバーが異なりました。

サタデーバリューフィーバー版: 山本舞衣子、宮崎宣子、古閑陽子（いずれも日本テレビアナウンサー）
全国ネット版: 馬場典子、宮崎宣子、古閑陽子（いずれも日本テレビアナウンサー）
レギュラー版: 宮崎宣子（日本テレビアナウンサー）と、その他2名（日本テレビアナウンサー以外の場合もあり）
* 2008年10月特番: 石川沙織、南條有香、三浦萌

ナレーターも回によって異なり、太田真一郎、佐藤政道、菅谷大介、佐藤賢治などが担当しました。

特番ルール

特番では、レギュラー放送とは異なるルールが採用されました。2008年3月放送の特番では、6チームによる予選、敗者復活ステージ、そしてFinalステージという構成でした。Finalステージでは、UFOが隕石によって撃墜されていくサバイバル形式が採用されました。10月放送の特番では、男性チームと女性チームによる対戦形式となり、クイズごとに挑戦する代表者を選ぶというルールでした。

スタッフ

番組制作には、多くのスタッフが関わっていました。構成作家、技術スタッフ、ディレクター、プロデューサーなど、それぞれの役割を担った人たちが、番組の成功に貢献しました。

まとめ

『3人協力クイズ!シャムロック』は、斬新なクイズ形式と、3という数字を巧みに使った演出で、視聴者に多くの記憶を残したクイズ番組でした。様々なバージョンがあり、それぞれのバージョンで異なるルールやクイズ形式が用いられていた点も、番組の魅力の一つと言えるでしょう。

もう一度検索