36.2℃

フラワーカンパニーズは、2020年12月23日に18枚目のスタジオ・アルバム『36.2℃』（さんじゅうろくどにぶ）を発表しました。

概要

前作『50×4』から約1年ぶりのリリースとなった本作は、当初、制作予定にはありませんでした。しかし、グレートマエカワ氏が語るように、2020年4月から5月にかけてのライブ活動の制限が、アルバム制作のきっかけとなりました。ツアーの中止の可能性が高まる中、「何かできることはないか」という思いから、メンバーそれぞれが楽曲制作を開始。スタジオが使用可能になった時点で、楽曲を持ち寄り、アルバム制作が本格的にスタートしました。

アートワークは、イラストレーターの林青那氏が担当。温かみのあるイラストが、アルバムの雰囲気をより一層引き立てています。また、アーティスト写真は、前作に引き続き、田島貴男氏が撮影を担当。メンバーの自然な表情を捉えた写真は、ファンにとっても見逃せないポイントです。

制作背景

コロナ禍という未曾有の事態に見舞われた2020年。多くのアーティストが活動の制限を余儀なくされる中、フラワーカンパニーズは、その状況を逆手に取り、新たな作品を生み出すことに成功しました。メンバーそれぞれが自宅で楽曲制作を行うなど、これまでの制作スタイルとは異なるアプローチを取り入れたことも、本作の特徴と言えるでしょう。

収録内容

アルバムには、メンバーそれぞれの個性が光る楽曲が多数収録されています。鈴木圭介氏の力強いボーカル、グレートマエカワ氏の安定感のあるベース、竹安堅一氏の繊細なギター、ミスター小西氏のリズム感溢れるドラムが一体となり、フラワーカンパニーズならではのサウンドを生み出しています。

演奏

鈴木圭介 - ボーカル
グレートマエカワ - ベース
竹安堅一 - ギター
ミスター小西 - ドラムス

『36.2℃』は、コロナ禍という困難な状況の中で生まれた、フラワーカンパニーズの新たな挑戦の記録と言えるでしょう。彼らの音楽に対する情熱と、常に進化し続ける姿勢が、本作には凝縮されています。

このアルバムは、困難な時代を生きる私たちに、希望と勇気を与えてくれるでしょう。

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