4×5

アルバム『4×5』の概要

THE HIGH-LOWSの初のミニ・アルバム『4×5』は、1997年5月14日にキティMMEからリリースされました。このアルバムは、バンドのユニークなスタイルを凝縮した内容となっており、特に注目される作品です。タイトルの「4×5」には特別な意味があり、これは「4曲を5人で演奏する」という意図から名付けられました。この点について、ボーカルの甲本ヒロトはインタビューでのコメントで明らかにしています。

ジャケットデザインは、デジパック仕様となっており、視覚的にも聴く楽しさを加えています。3つ折りの形状からなるこのジャケットは、アルバムの内容に対する期待感を高めてくれます。ミニアルバムでありながら、収録された曲数も多く、バンドのエネルギーを感じられる作品です。

収録曲の詳細

『4×5』には、全4曲が収録されています。以下はそれぞれの曲の情報です。

1. 虫

• - 作詞・作曲: 甲本ヒロト
• - 収録時間: 4:05
• - 備考: この曲は資生堂「アレフ」のCMソングに起用されました。短い時間の中に、印象的なサウンドが凝縮されており、聴く者に強いメッセージを伝えます。

2. ハートブレイカー

• - 作詞・作曲: 甲本ヒロト
• - 収録時間: 4:26
• - 特徴: この曲は恋愛の葛藤をテーマにしており、ヒロトの独特な歌詞が光ります。サウンドは力強く、聴き応えがあります。

3. キャブレターブルース

• - 作詞・作曲: 真島昌利
• - 収録時間: 4:45
• - 特色: このトラックでは、真島の独特な視点が反映されており、ストーリー性のあるリリックが印象的です。ブルースの要素が取り入れられており、聴く者の心を掴みます。

4. ブラブラブラ

• - 作詞・作曲: 真島昌利
• - 収録時間: 7:25
• - ポイント: 最後の曲は、やや長めですが、緊張感のある展開が続き、アルバムの締めくくりにふさわしい内容となっています。この曲の中には、様々な音楽的要素が散りばめられており、リスナーを飽きさせない魅力があります。

まとめ

『4×5』は、THE HIGH-LOWSの魅力が詰まったミニアルバムであり、各曲がそれぞれ異なる個性を持ちながらも、バンド全体の音楽的な一体感を感じさせます。特に、アルバムタイトルやジャケットデザインには、バンドのこだわりが感じられます。そこから生まれる音楽のエネルギーは、多くのファンに愛され続けています。今聴いても色あせないこのアルバムは、THE HIGH-LOWSの原点を知る上でも絶対に外せない作品です。

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