5-3…無現実…

アルバム『5-3…無現実…』の概要

『5-3…無現実…』は、男闘呼組による7枚目のオリジナルアルバムです。このアルバムは1992年8月21日にBMGビクターから発売され、男闘呼組としての活動の中でも特に重要な位置づけを持っています。

当アルバムは、3ヶ月連続リリースアルバムの最終章にあたります。そのため、非常に特別な意味を持っており、ファンにとっても期待が高まる作品となりました。収録曲の多くは、自ら手掛けた楽曲で構成されており、「TIME」や「奇跡のラピス」以外は全て自作です。このように、メンバー自身のクリエイティブな側面を強く感じさせるアルバムとなっています。

特に注目すべき曲が「そろそろやっか」です。この曲では、間奏の部分において、コンサートにおけるバンドメンバー紹介が行われ、男闘呼組の4人とサポートメンバーがそれぞれの楽器での演奏を披露する場面が印象的です。これは、単なる音楽だけではなく、パフォーマンスの一部としても楽しめる要素が盛り込まれている点が魅力の一つです。

もう一点、興味深いのは「目で見ちゃだめさ」という曲です。この曲には、表記に記載はされていませんが、シングルバージョンとは異なる編曲が施されています。これにより、オリジナルアルバムならではの新しいアプローチが表現されています。

収録曲一覧

アルバムに収録されている主な楽曲は以下のとおりです。特に注目すべきは、各メンバーがそれぞれの楽曲においてソロを担当している点です。

• - 今まさに その時
• - 高橋一也ソロ
• - 旋律

- 作詞・作曲: KENICHI、編曲: KENICHI & HIS UNIT

• - 岡本健一ソロ
• - 何処までも

- 作詞・作曲: KOYO

• - 前田耕陽ソロ
• - TIME

- 作詞: KEITA、作曲: MARMALADE SKY、編曲: OTOKOGUMI & ATSUSHI & HIRAPON

• - 成田昭次ソロ
• - 推察の最中で

- 作詞・作曲: KENICHI、編曲: KENICHI & HIS UNIT

• - 岡本健一ソロ
• - HUMANITY

- 作詞・作曲: SHOJI

• - 成田昭次ソロ
• - 奇跡のラピス

- 作曲: ATSUSHI、編曲: KAZUYA & ATSUSHI

• - 高橋一也ソロ
• - THE FRONT

- 作詞: MASATO ODAKE、作曲: SHOJI

• - 成田昭次ソロ
• - きっとそこから
• - 高橋一也ソロ
• - 目で見ちゃだめさ
• - 高橋一也ソロ
• - 全くもって白々しい
• - 高橋一也ソロ
• - そろそろやっか
• - 高橋一也ソロ
• - 静かな日本の夜

- 編曲: KAZUYA

• - 高橋一也ソロ

参加ミュージシャン

このアルバムでは、さまざまなミュージシャンが参加しており、各メンバーの個性を引き立てるアレンジが施されています。主な参加メンバーは以下の通りです：

• - 前田耕陽 - ボーカル、キーボード
• - 成田昭次 - ボーカル、ギター
• - 高橋一也 - ボーカル、ベース
• - 岡本健一 - ボーカル、ギター
• - 平山牧伸 - ドラム
• - 田中厚 - キーボード
• - 福場潤 - ギター（2,5,12）
• - KOHJI TARUI - ベース（2,5,12）
• - 本村隆充 - ドラム（2,5,12）

『5-3…無現実…』は、男闘呼組の音楽的な成長と結束を体現した作品として、今なお多くのファンに愛され続けています。

もう一度検索