801ちゃん

801ちゃん（やおいちゃん）とは

801ちゃんは、京都市北区御薗橋801商店街の顔として親しまれているマスコットキャラクターです。

誕生の経緯と反響

2005年末、@haruna1221（現：五藤晴菜）氏によってデザインされました。京都の特産品である賀茂ナスをモチーフにした、ユニークな外見が特徴です。名前の由来は、商店街の全長800メートルに、未来への発展を願って「1」を足したことにあります。

しかし、その名前の読み方が、サブカルチャー用語である「やおい」と同じであったことから、インターネット上で大きな話題を呼びました。当初、商店街は改名も検討しましたが、広く親しまれていることから、そのまま静観することを選択しました。

メディア展開

2006年4月には、同人作家の小島アジコ氏が、801ちゃんの外見をモチーフに、当時交際していた腐女子の恋人を題材にした漫画を描き始めました。この漫画は商店街の公認を得て、同年12月に宙出版から『となりの801ちゃん』として出版され、人気を博しました。

さらに、2009年10月には、有志メンバーによって制作された、商店街公認のキャラクターDVD『となりじゃない801ちゃん』（浅原徳監督）が発売されるなど、メディアミックスも展開されました。

プロフィール

性別: どちらでもない両「性」類のモンスター
性格: のんきで、地域の清掃活動にも積極的に参加するきれい好き
特技: 珍妙なダンス。イベントで披露されるダンスは、気合が入るとさらに激しさを増す。
危険な特技: アシスタントのお兄さんを「食べる」。ダンスの終わりに、近づいてきたお兄さんを体内に取り込んでしまうという、危険な技も持っている。

SAKURAちゃんについて

かつては、801ちゃんの子供であるSAKURA（サクラ）ちゃんというキャラクターも存在しましたが、最近は見かける機会が少なくなっています。

関連情報

御薗橋801商店街振興組合
京都新聞 キャラっと@HAPPY 801ちゃん（御薗橋801商店街） - ウェイバックマシン（2007年2月14日アーカイブ分）
DVD『となりじゃない801ちゃん』特設サイト
801(やおい)ちゃん (@misonobashi801) on Twitter

801ちゃんは、そのユニークな存在を通して、御薗橋801商店街を盛り上げ、地域に活力を与える役割を果たしています。

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