80kidz

80KIDZ（エイティーキッズ）について

80KIDZは、日本の2人組エレクトロユニットで、活動のスタイルや独特なビジュアルが特徴です。彼らのアーティスト写真では、顔を隠す独自の演出がなされており、その神秘的な姿がファンの関心を引いています。

経歴の始まり

ユニットの起源は、京都のインディーレーベルSECOND ROYALのイベントでDJをしていたメンバーのJUNが、当時のメンバーMAYUと出会ったことに始まります。その後、東京にいたAliが加わり、現在の形が完成しました。JUNとAliは楽曲制作やリミックスを手掛け、エレクトロ、ハウス、ダンスミュージックなど、多彩なジャンルに挑戦しています。

パフォーマンスのスタイル

80KIDZは、DJセットとライブセットの2つのスタイルでパフォーマンスを行っています。DJセットでは「BACK TO BACK」の形式で交互にDJミックスを披露し、エレクトロだけでなく、ハウスやディスコ、ダブステップ、テクノまで幅広い楽曲をプレイすることが特徴です。一方、ライブセットでは自らの楽曲をバンド形式で演奏し、JUNがギターとシンセサイザーを担当、Aliがボーカルやギターを担当します。さらに、サポートメンバーには自身のレーベルKIDZRECに所属するアーティストBAROQUEがベース、HORIがドラムを担当しています。

人気と成功

80KIDZは、海外アーティストとの数々のコラボレーションを果たし、リミックスの仕事でも注目されてきました。彼らはCSS、ブラック・キッズ、浜崎あゆみ、ORANGE RANGE|ORANGE_RANGEなど多様なアーティストのリミックスを手がけています。また、オートクラッツ、ジャスティス、デジタリズムなど、海外のアーティストとも競演しており、国際的な音楽シーンでの存在感を示しています。

彼らのキャリアにおいて、2009年4月には1stフルアルバム『THIS IS MY SHIT』をリリースし、オリコンアルバムチャートで32位となりました。また、そのアルバム収録の楽曲「MISS MARS」は、日本人アーティストとして初めてフランスのエレクトロコンピレーション「KITSUNE MAISON」の7作目に収録されています。

彼らの楽曲はBBC RADIO ONEの番組で特集され、UKやフランスを巡るツアーも成功させています。フジロックフェスティバル2009にも出演し、全国的な知名度を獲得しました。

変化と成長

2012年には3rdアルバム『TURBO TOWN』をリリースし、音楽スタイルをさらに進化させていきました。彼らは定期的に新作をリリースし続けており、2011年には年間を通して様々な祭典やツアーでパフォーマンスを行っています。特にフジロックフェスティバルやROCK IN JAPAN FESTIVALなど、大規模な音楽イベントにも出演しています。

80KIDZは、これからも日本のみならず国際的な舞台での活躍が期待されるユニットです。彼らの楽曲やパフォーマンスは、エレクトロミュージックの最前線を行っている存在として、多くのファンに支持されています。今後の彼らの動向から目が離せません。

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