A New Day...

ニュー・デイ（A New Day）とは

ニュー・デイは、カナダ出身の著名な歌手セリーヌ・ディオンがアメリカのラスベガスで披露した長期公演です。この公演は、特にシルク・ド・ソレイユのフランコ・ドラゴーンによる監修で大きな注目を集めました。2003年5月からシーザーズ・パレス・ホテル内に新設された4,000席の劇場「コロセウム」で行われた本公演は、セリーヌ・ディオンの歌声を一度でいいから体験してみたい人々にとっての特別なイベントとなりました。

公演の概要

「ニュー・デイ」は、約90分間で21曲が演奏されるスリリングなステージ構成を持っています。セリーヌ・ディオンの人気を反映して、プラチナチケットは瞬く間に売り切れ、彼女の音楽に心を奪われた多くのファンを魅了しました。この公演は、セリーヌが休演の際は、エルトン・ジョンが「レッド・ピアノ」ショーを開催しており、ラスベガスのエンターテインメントシーンを盛り上げる役割を果たしました。

公演はシーザーズ・パレスとの契約に基づき、2007年12月15日をもって終了しました。多くのファンに愛されたこのステージは、終了に際しDVDとしてもリリースされましたが、Blu-ray Disc版は日本では未発売となっています。

演奏された曲目

公演中にパフォーマンスされた楽曲の中には、セリーヌ・ディオンの代表曲が多数含まれています。以下に主な演奏曲目をリストアップします：

• - “Nature Boy” / “A New Day Has Come”
• - “The Power of Love”
• - “It’s All Coming Back to Me Now”
• - “Because You Loved Me”
• - “To Love You More”
• - “I’m Alive”
• - “I Drove All Night”
• - “Seduces Me”
• - “If I Could”
• - “Have You Ever Been in Love” / “Et je t’aime encore” / “Pour que tu m’aimes encore”
• - “I Surrender”
• - “The First Time Ever I Saw Your Face”
• - “Ammore Annascunnuto”
• - “At Last”
• - “Fever” / “All the Way” (バーチャルデュエット)
• - “I’ve Got the World on a String”
• - “I Wish”
• - “Love Can Move Mountains”
• - “River Deep, Mountain High”
• - “My Heart Will Go On”
• - “What a Wonderful World”

これらの曲は、セリーヌ・ディオンの魅力を存分に引き出し、観客に深い感動を与えました。彼女の歌唱力と情熱は、出演するすべての楽曲に込められており、ファンにとって忘れがたい瞬間を提供しました。

公演の影響

「ニュー・デイ」は、セリーヌ・ディオンにとってキャリアの重要な一歩であり、ラスベガスのエンターテインメント業界にも大きな影響を与えました。長期公演といった新たな形態が、他のアーティストたちにも影響を与え、今後の公演スタイルの可能性を広げる結果となりました。

この公演は、音楽ファンにとって特別な存在であり、セリーヌ・ディオンの遺産として長く記憶に残ることでしょう。

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