『A QUARTER CENTURY OF REBELLION -世界的極悪集大成盤-』:聖飢魔IIの極悪集大成
聖飢魔IIの26作目のアルバム『A QUARTER CENTURY OF REBELLION -世界的極悪集大成盤-』は、長きに渡る活動の集大成と言える極悪集大成盤です。同時期に発売された『悪魔RELATIVITY』と、
魔暦11年に発表された『悪魔 NATIVITY "SONGS OF THE SWARD"』からの選りすぐりの21曲が収録されています。
このアルバムの特徴は、過去の2作品には収録されておらず、本作で初収録された「THE HOUSE OF WAX (蝋人形の館 Jp.Full Ver.)」を含む、
聖飢魔IIの代表曲、そして隠れた名曲の数々が収録されている点にあります。
聖飢魔IIの25周年という節目を記念する作品として、彼らの音楽的進化と、長年にわたる人気を象徴する楽曲が丁寧に選曲されています。それぞれの楽曲は、
聖飢魔II独特のヘヴィメタルサウンドと、時にコミカル、時にシリアスな歌詞、そして圧倒的な演奏力で聴く者を魅了します。
収録楽曲の魅力
アルバムには、
聖飢魔IIのキャリアを彩る楽曲が網羅されています。初期の代表曲から、後期における実験的な楽曲まで、多様な楽曲が収録されているため、ファンにとっては何よりも嬉しい選曲と言えるでしょう。特に、ライブでも人気の高い「EL DORADO」や「JACK THE RIPPER」といった楽曲は、
聖飢魔IIの代表曲として広く知られています。また、「悪魔組曲 作品666番 変ニ短調」のような大作は、彼らの音楽的才能の高さを改めて示しています。さらに、アルバムには、これまでアルバム未収録だった「THE HOUSE OF WAX (蝋人形の館 Jp.Full Ver.)」が収録されており、長年のファンにとっても、新たな発見がある作品です。
Disc 1とDisc 2にまたがって収録されている楽曲は、
聖飢魔IIの音楽性と、時代背景を反映したバラエティ豊かなラインナップとなっています。初期の勢いのある楽曲から、成熟した音楽性を感じさせる楽曲まで、彼らの幅広い音楽性を体感できます。それぞれの楽曲は、
聖飢魔IIのメンバーであるHE.DEMON KAKKA、H.H.RAIDEN YUZAWA、G.S.LUKE TAKAMURA、Dr.XENON ISHIKAWA、E.M.JAIL O`HASHI、KAIJIN MATSUZAKI SAMA、E.C.J.ZOD HOSHIJIMAの個性を際立たせ、彼らの卓越した演奏技術を堪能できるでしょう。
『A QUARTER CENTURY OF REBELLION -世界的極悪集大成盤-』は、単なるベストアルバムではなく、
聖飢魔IIの25年間の軌跡を凝縮した作品です。彼らの音楽、パフォーマンス、そして存在そのものが、多くのリスナーに多大な影響を与え、日本の音楽シーンに大きな足跡を残しました。このアルバムを聴けば、
聖飢魔IIの音楽の魅力、そして彼らが築き上げてきた歴史を改めて感じることが出来るでしょう。ヘヴィメタルという枠にとらわれない、独特の世界観と、高い演奏技術が融合した作品は、多くの音楽ファンを魅了し続けることでしょう。
このアルバムは、
聖飢魔IIのファンはもちろん、ヘヴィメタルファン、そして新しい音楽を探しているリスナーにとっても、必聴のアルバムと言えるでしょう。
聖飢魔IIの圧倒的なパフォーマンスと、楽曲のクオリティの高さは、聴く者の心を掴んで離しません。長年愛され続ける理由が、このアルバムを聴けばよくわかるはずです。