『A Spring Breath』(ア スプリング ブレス)は、flumpoolが
2022年3月16日に
A-Sketchからリリースしたコンセプトアルバムです。前作『Real』から約2年ぶりのアルバムとなり、所属事務所からの独立後初のアルバム作品として注目を集めました。
本作は、flumpoolが2021年12月に開催したビルボードでのアコースティックLIVEの流れを汲んだコンセプトアルバムとなっており、既発曲のアコースティックアレンジバージョンが多数収録されている点が特徴です。ライブの空気感をそのままパッケージしたような、温かく、そして繊細な音作りがなされています。しかし、前作以降に発売されたシングル『ディスタンス』とデジタルシングルの「その次に」は、本作には収録されていません。
アレンジャーには、阪井一生に加え、レーベルメイトである
WEAVERの杉本雄治が共同アレンジャーとして参加しています。新たな才能との出会いが、flumpoolの音楽にどのような化学反応をもたらしたのか、注目すべきポイントと言えるでしょう。
アルバムに先駆け、
2022年2月16日には表題曲「A Spring Breath」が先行配信されました。さらに、それに先駆けて2月11日には
FM802『ROCK KIDS』にて初オンエアされ、大きな話題を呼びました。また、3月4日には「証」も先行配信されています。
アルバムには、以下の楽曲が収録されています。
タイトル未定
収録曲の中でも特に注目すべきは、以下の楽曲です。
夢から覚めないで: NTV「
ぶらり途中下車の旅」テーマソングとして起用。
*
A Spring Breath: フジテレビ「
めざまし8」
2022年3月度エンディングソングとして起用。
『A Spring Breath』は、flumpoolの新たな一面を垣間見ることができる、意欲的な作品と言えるでしょう。アコースティックアレンジによって生まれ変わった既発曲、そして新たな才能との融合によって生まれた新曲。flumpoolの音楽の幅広さと奥深さを、改めて感じることができる一枚です。
flumpool「A Spring Breath」スペシャルサイト