AA世界野球選手権大会

AA世界野球選手権大会とは

AA世界野球選手権大会（英語：16U(AA) Baseball World Championship）は、国際野球連盟（IBAF）が主催していた、16歳以下の各国代表選手が競い合う野球の国際大会でした。1989年に第1回大会が日本で開催され、2011年の第15回大会をもって終了しました。

大会概要

初期は毎年開催されていましたが、第9回大会からは隔年開催となりました。最後の大会となった2011年の第15回大会はメキシコで開催され、日本は3位に入賞しています。

2007年の第13回大会は、ベネズエラでの開催が予定されていましたが、ベネズエラ政府が台湾選手団へのビザ発給を拒否したため、IBAFはベネズエラの開催権を剥奪し、大会は中止となりました。しかし、実際には試合は行われ、日本は実質3位という結果でした。

類似の大会として「AAA世界野球選手権大会」がありますが、こちらは“トリプルエー”ではなく“スリーエー”と読みます。

AA世界野球選手権大会は2011年の第15回大会をもって廃止され、2012年からは15U世界野球選手権大会が新たに開催されることになりました。年齢制限が15歳以下に変更され、第1回大会はメキシコで16チームが参加して開催されました。

日本チームの参加

日本では、野球界を統括する団体が存在しないため、この大会には主にリトルシニアのチームが参加していました。近年、中学年代硬式野球クラブチームの大会であるジャイアンツカップが全国大会として確立されたことを機に、将来的にはシニアだけでなく、全7団体から構成されるU-15年代の真の代表チーム編成を目指しています。

特筆すべき点として、シニア選抜として参加した2007年大会（中止）から、全日本アマチュア野球連盟の公認チームとなり、ユニフォームはオリンピックでプロが着用するものと同じタイプが採用されました。

歴代大会結果

第1回 (1989年): 日本
第2回 (1990年):
(省略)
第15回(2011年):メキシコ

関連項目

18U（AAA）世界野球選手権大会
15U野球ワールドカップ

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