ABEMAヒルズ

ABEMAヒルズ

ABEMAヒルズは、インターネットテレビ局ABEMAが提供するニュース番組で、平日および土曜日の12:00から13:00の間に生放送されています。この番組は、2016年4月11日のAbemaNews本開局に伴い、平日昼のストレートニュース枠としてスタートしました。最初は「けやきヒル’s NEWS」というタイトルで放送されていましたが、2018年からは「けやきヒルズ」および「けやきヒルズ SATURDAY」、さらに2020年6月22日より現在の「ABEMAヒルズ」と改称される運びとなります。

番組の概要と進展

この番組は、元SKE48の柴田阿弥と元テレビ朝日アナウンサーの徳永有美がキャスターを務めています。番組の構成では、ストレートニュースを読み上げるとともに、日替わりで出演するコメンテーターへの意見も取り入れています。また、視聴者からのコメントも紹介するなど、インタラクティブな要素を持ち合わせています。2018年の4月には、土曜日の放送時間も拡大し、「けやきヒルズ SATURDAY」という新たなタイトルが付けられました。

ABEMAヒルズは、EXけやき坂スタジオのストレートニュース用ブースから配信され、視聴者に新鮮な情報を提供しています。ただし、長らく見逃し配信には対応しておらず、番組内容をそのまま視聴したい視聴者にとっては課題となっていました。しかし、2018年10月からは新しいキャスターの大木優紀が水曜日と木曜日に登場し、徐々に番組の形式に変化をもたらしました。

技術革新と新たな取り組み

12月10日からはAI字幕システム「AI（あい）ポン」を試験導入し、視聴者への情報提供をよりスムーズに行えるよう取り組んでいます。2020年3月までには大木が降板し、その後は田中萌が水曜日と木曜日を担当することになりました。その4月には、新型コロナウイルス感染症に伴い、コメンテーターは原則リモート出演となり、番組内容もそれに応じて多くの特集を組む形になりました。結果として、番組の終了時間が15分延長され、13時15分までの放送に変更されました。

出演者とコメンテーター

現在の出演者には、柴田阿弥と徳永有美の他、リポーターとして楪望（元広島ホームテレビ、テレビ大阪アナウンサー）が活躍しています。また、コメンテーターとしては、心理学者・藤井靖、歴史学者・本郷和人、社会学者・西田亮介など多様な専門家が登場し、番組の多角的な視点を構成しています。不定期では、筑波大学学長補佐の落合陽一や政治解説専門の細川隆三といった著名な顔も参加しています。

これからの展望

ABEMAヒルズは今後も、視聴者にとって価値ある情報源としての役割を果たすため、柔軟に形を変えながら進化を遂げていくことでしょう。多様な専門家の意見や視聴者の反応を取り入れた内容は、毎日のニュースを身近に感じさせてくれ、誰もが楽しめる番組作りに貢献しています。

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