AFC U-23選手権2016の予選が、
2016年1月12日から30日までの期間にわたり行われました。この大会は、
2015年3月23日から31日にかけて予選が実施され、アジアの若手サッカーチームがその腕を競いました。
開催方式
今回の予選には、当初43チームが参加することになっていましたが、ブータン、グアム、北マリアナ諸島の3チームが不参加となったため、40チームが実際に大会に臨みました。これらのチームは、地域を基にして西地区23チームと東地区20チームに分けられ、合計10組に編成されました。各組は
集中開催方式で行われ、総当たり戦が実施されます。
予選の結果、各グループの上位1チームに加え、各グループ2位チームの中で最も成績が良い5チームが、本大会への出場権を獲得します。こうして合計16チームが本大会に進むことができ、開催国のカタールもその中に含まれます。この大会は、リオデジャネイロオリンピックの男子サッカーのアジア地区1次予選としての側面も持っています。
抽選は、
2014年12月4日に行われ、各グループの組み合わせが決まりました。
順位決定方式
試合の勝ち点は、勝利で3点、引き分けで1点、敗北は0点とカウントされます。もし同じグループ内で勝ち点が同じ場合、次のような手順で順位を決定します。
1. 当該チーム同士の対戦における勝ち点
2. 当該チーム同士の対戦における得失点差
3. 当該チーム同士の対戦におけるゴール数
ここまでで順位が決まらない場合は、次の基準に移ります。
4. グループ内の全試合での得失点差
5. グループ内の全試合でのゴール数
それでも同順位が解消されない場合、PK戦での対決が行われます。また、警告や退場処分の回数も考慮し、ポイントが少ないチームが上位になります。
グループの詳細
予選は、
1月12日から各地で開催され、各グループは次の通りに設定されました。
グループA:
オマーン
グループB:
アラブ首長国連邦(UAE)
グループC:
イラン
グループD:
アラブ首長国連邦(UAE)
グループE:
バングラデシュ
グループF: 台湾
グループG: タイ
グループH:
インドネシア
グループI:
マレーシア
グループJ: ラオス
グループBでは、当初
パキスタンの
ラホールで開催予定でしたが、テロの影響でUAEに変更されました。これにより日程も変更となり、
トルクメニスタンが参加辞退したため、グループBは日程が縮小されて開催されました。
最後に
この予選は、アジアの若手選手たちにとって国際舞台での経験を積む貴重な機会となりました。各チームが奮闘し、精一杯のプレーを見せ熱戦が繰り広げられました。