AJ・マッキー

AJ・マッキー (AJ McKee) のプロフィールとキャリア

AJ・マッキーは、1995年4月7日生まれのアメリカ出身の総合格闘家で、紹介するまでもなくその名は総合格闘技界では広く知られています。カリフォルニア州ロングビーチ出身の彼は、ボディショップ・フィットネスに所属し、Bellatorの元世界フェザー級チャンピオンです。これまでの活躍により、彼は格闘技界で数々の称号を手にしました。

キャリアの始まり

彼の格闘技キャリアは、2012年に父アントニオ・マッキーの指導のもとで始まりました。17歳でアマチュア総合格闘技の舞台に立った彼は、その才能を早くから示しました。その後、プロの舞台へと進む中で、素晴らしい戦績を残していきます。

Bellatorでの成功

2015年4月10日、彼はBellator 136でプロデビュー。マルコス・ボニージャを相手にリアネイキドチョークで1ラウンドでの勝利を収め、強い印象を残しました。2017年にはBellator 187でブライアン・ムーアとの試合に勝利し、ここで彼はBellatorにおける連勝記録を更新、名声を広めました。

2019年から2021年にかけて、彼のキャリアは驚異的な勢いで進展しました。Bellator 221では元王者のパット・カランに勝利し、その後のグランプリでは、連続的に勝利を収めていきます。特に、Bellator 263ではパトリシオ・ピットブルに対し、見事な勝利を収めて世界フェザー級タイトルを獲得。これにより彼は一躍スターとなりました。

マッキーは2021年のフェザー級ワールドグランプリで優勝し、優勝賞金100万ドル（約1億1000万円）を手にしました。その後も精力的に試合をこなし、2022年にはライト級に転向し、新たな挑戦を続けています。

日本での試合とパフォーマンス

彼のキャリアの中で特筆すべきエピソードの一つは、RIZINでの試合です。2022年12月31日に行われたRIZIN.40では、ホベルト・サトシ・ソウザと対戦。彼はこの試合で日本で作った本物の鎧兜を着用して入場し、観客を驚かせました。また、試合中の独特のパフォーマンスとして、入場時に札束をまき散らす演出も話題となりました。

健康上の問題と復帰

2023年には、健康上の理由から試合を欠場する事態にも見舞われましたが、それでも彼は再びリングに戻り活躍し続けます。2023年11月にはBellator 301に出場し、シドニー・アウトローと対戦。優れた戦術で勝利を収めました。さらに、2024年2月にはPFL vs. Bellatorのイベントでの試合が待たれています。

戦績とこれからの展望

AJ・マッキーは、Bellatorでの連勝記録を持つ数少ない選手であり、これからのさらなる活躍が期待されます。彼のストーリーは、努力と挑戦の証と言えるでしょう。今後も彼の成長を追いかけるファンは多いに違いありません。マッキーは格闘技界において、存在感を強め続けています。

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