AJINOMOTO 6 P.M.

AJINOMOTO 6 P.M. (アジノモト・シックス・ピーエム)

J-WAVEでかつて放送されていたラジオ番組「AJINOMOTO 6 P.M.」は、味の素が提供していた人気番組でした。

概要

番組は1999年4月3日に「AJINOMOTO RADIO QUEST 2001」としてスタートし、2001年4月に「6 P.M.」へと改名。2004年9月25日に惜しまれつつ終了しました。

放送時間

1999年4月 - 2000年3月：土曜 18:30-19:30
2000年4月 - 2004年9月：土曜 18:00-18:54

ナビゲーター

小山薫堂
クリス智子

番組内容

「6 P.M.」は、特定のテーマに縛られず、週替わりで様々な企画を展開するバラエティ色の強い番組でした。小山薫堂を中心に企画が練られ、取材・制作・放送が行われていました。J-WAVEの「音楽局」というイメージとは一線を画す、個性的な番組として人気を博しました。

代表的な企画

音紀行：小山薫堂とクリス智子が各地を旅し、その模様を録音・構成して放送。北海道や軽井沢などが舞台となりました。
おねだり企画：ナビゲーターの二人が生放送中に知人や友人に電話をかけ、リスナーへのプレゼントを「ねだる」というユニークな企画。
東京遺産：小山薫堂が関わったテレビ番組『世界遺産』のパロディとして、東京にある「未来に残したいもの」を「東京遺産」として認定する企画。
配りもの企画：小山薫堂とクリス智子が都内の特定の場所を指定し、そこにスタッフが配布物を持って待機。放送時間内に配布しきれるかを競う企画。競争形式ではなく、1か所での配布を行うこともありました。
逃亡者企画：「番組本番直前にゲスト（石田純一）とスタッフが姿を消した」という設定で、リスナーが「逃走した」ゲストとスタッフを都内で探したり、彼らの目的地を予想したりする企画。逃亡者からのヒントは携帯電話で随時伝えられました。小山薫堂が「逃亡者」役を務め、代わりに松尾貴史がクリス智子、太田真一郎と共にスタジオで進行を担当した回もありました。
ワンナイト・レストラン企画：都内のレストランを貸し切り、番組のために特別な料理を用意。放送中に発表されるヒントを頼りにレストランにたどり着いたリスナーに、その料理を振る舞うという企画。

特別番組

「6 P.M.」のスタッフが中心となり、クリスマス直前のJ-WAVE HOLIDAY SPECIALとして、長時間の特別番組が放送されていました。

1999年12月23日：AJINOMOTO RADIO QUEST 2001 presents MERRY XMAS TOKIO
2001年12月24日：AJINOMOTO 6 P.M. presents MERRY CHRISTMAS TOKIO
2002年12月23日：AJINOMOTO 6 P.M. presents BEST WISHES ON XMAS
2003年12月23日：AJINOMOTO 6 P.M. presents BEST WISHES ON CHRISTMAS

番組終了後、「6 P.M.」としての特別番組は放送されていませんが、小山薫堂とクリス智子のコンビによる特別番組はその後も何度か放送されています。

その他

番組のテーマ曲は、フランス人シンガー、クレモンティーヌが歌う「6 P.M.」でした。この曲は、彼女のオリジナルアルバム『CLE』と『SOLEIL』に収録されています。

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