AKB48 32ndシングル 選抜総選挙
AKB48の32ndシングル選抜総選挙(第5回選抜総選挙)は、ファンの応援により選ばれたメンバーが参加する大規模なイベントです。この選挙では、ファンの投票によって選ばれた上位16名が
2013年8月21日にリリースされるシングル「恋するフォーチュンクッキー」の選抜メンバーとして活躍することが決まります。
開票イベントは
2013年6月8日に
神奈川県横浜市の日産スタジアムで行われ、特番として生中継されました。司会は
徳光和夫と
木佐彩子が担当し、熱気に包まれた会場で盛大に実施されました。
概要
この選抜総選挙は
2013年3月27日に公式に発表され、初めて立候補制が導入されました。これにより、過去にメンバーとして在籍していた人物も立候補可能となり、選挙の幅が広がりました。投票は
2013年5月21日から6月7日までの期間に行われ、ファンは様々な方法で投票権を得ることができます。特に、対象となるCDの購入やファンクラブなどの会員資格が重要な要素です。
投票資格
選挙への投票資格を得るためには、以下の条件を満たす必要があります。
- - 31stシングルの購入者
- - 各種ファンクラブの会員
- - スマートフォンアプリや公式サイトの会員
これにより、投票の権利が与えられ、ファンは自分のお気に入りのメンバーを応援することができるのです。
立候補者と結果
立候補者には、現役の
AKB48メンバーだけでなく、過去にグループに在籍した人たちも参加資格があります。226名のメンバーが立候補し、最終的に264万6847票が投じられました。これは過去最多の投票数であり、ファンの熱意を強く感じさせました。
開票結果では、HKT48の
指原莉乃さんが見事1位を獲得しました。これにより、彼女は選抜メンバーとしてシングルの表題曲に参加します。また、この曲は
AKB48がイメージキャラクターを務める『お台場合衆国2013』のテーマソングにもなります。指原さんの受賞は、彼女自身の名を広めた大きな瞬間となっています。
発表とその他の詳細
この選抜総選挙に関する番組は、フジテレビ系列で全国に生中継され、視聴者はその瞬間を共有することができました。昨年よりも多くのファンが参加し、会場の雰囲気は非常に熱気に満ちあふれていました。投票権を持つファンが自由に推しメンを応援できるシステムは、AKBグループにおけるファンとの対話を一層深めるものでありました。
結論として、
AKB48の32ndシングル選抜総選挙は、ファンとメンバーとの絆を強めるイベントとして位置づけられています。音楽だけでなく、エンターテインメント全般においてもファン参加型のスタイルが確立されつつある中、今後もこのようなイベントが続いていくことが期待されます。