AKB48 37thシングル 選抜総選挙

AKB48 37thシングル選抜総選挙 概要

AKB48 37thシングル選抜総選挙 夢の現在地〜ライバルはどこだ?〜は、ファンの投票によって選ばれるAKB48のシングル参加メンバーを決定するイベントです。上位16位に選ばれたメンバーは、2014年8月27日に発売されるシングル「心のプラカード」の選抜メンバーに名を連ねます。

実施概要

この選挙の実施が発表されたのは、2014年3月22日。前回と同じく立候補制を採用しましたが、卒業したメンバーは選挙の対象外とされています。規定の投票期間は2014年5月20日から6月6日までで、最終的な結果は6月7日に東京都調布市にある東京スタジアムで発表されました。この開票イベントでは、徳光和夫と木佐彩子の二人が司会を務めました。

安全対策と影響

2014年5月25日に発生した握手会での事件を受けて、手荷物検査が厳重に行われ、参加者に対して安全対策が施されました。観客の入場開始時間が当初の予定よりも早められましたが、混雑によりライブのスタートが遅れることに。その日のライブでは、予定されていた37曲の演目から12曲に短縮されました。また、警備体制も強化され、Jリーグの試合時に比べて倍の警察官が配備されました。

LINEスタンプとキャンペーン

この選挙にあたるイベントでは「AKB48×LINE」とのコラボによる上位16人のLINEスタンプの制作が発表されました。さらに「バイトル×AKB48」コラボとして、上位7位予想ができるキャンペーンも実施され、正解者には豪華な賞品が用意されました。

テレビ中継

開票イベントの様子は、BSスカパー!やフジテレビ系列で生放送されました。フジテレビでは、総時間5時間10分にわたる放送が行われ、多くの視聴者が注目する中で進行されました。特設スタジオには、宮根誠司や加藤綾子、さらに特別なゲストも招かれました。

投票資格と立候補者

投票権を持つのは、36thシングルの購入者やAKB48ファンクラブの会員などです。一方、立候補者は、AKB48およびその姉妹グループに在籍するメンバーの中から296名が名乗りを上げました。今回の選挙では、1位から16位のメンバーが表題曲の選抜に、17位から32位のメンバーがアンダーガールズに選ばれるなど、合計80人が様々な楽曲に参加します。

結果

最終的な投票数は268万9427票に達し、過去の選挙と比べても最多でした。1位に輝いた渡辺麻友は、15万9854票を獲得し、前年の記録を上回る結果となりました。特にHKT48からの選抜者数が大幅に増え、話題になりました。この選挙の模様は、2017年には映像ソフト化されることになり、ファンからも映像化の期待が寄せられました。

選抜総選挙はAKB48グループの重要なイベントであり、ファンの熱い支援とメンバーの努力が反映された結果が示されます。

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