ANIPLUS

ANIPLUS（アニプラス）



ANIPLUS（アニプラス）は、韓国に拠点を持つアニメ専門放送局です。2004年9月10日に経済専門チャンネル「生活経済TV」として開局し、その後、2009年にJJMediaWorksからの買収を経て、アニメ専門チャンネルに転換しました。正式に「ANIPLUS」という名称に変更し、同年12月7日に新たに放送を開始しました。

特徴


ANIPLUSは、日本国内で放送されているアニメを韓国語に吹き替えることなく、日本語音声のまま韓国語字幕を付けて放送するという独自のスタイルを持っています。この特徴により、日本での放送とほぼ同時に、作品を視聴することが可能です。また、放送の内容は日本のアニメだけにとどまらず、韓国や日本以外の海外制作のアニメも規制の範疇内で放送されています。このような多様なラインナップにより、幅広い視聴者層に支持されています。

運営の変遷


2023年、ANIPLUSは同業のアニマックスコリアの株式をKC Global Mediaから取得し、傘下に置くことを発表しました。アニマックスコリアは、韓国におけるもう一つの重要なアニメ専門チャンネルであり、今回の統合により、さらなるコンテンツの充実が期待されています。なお、KC Global Mediaは2020年にソニー・ピクチャーズ テレビジョンから経営権を引き継ぎました。

関連事業


ANIPLUSはアニメ放送の他にも関連事業を展開しており、「ANIPLUS SHOP」というアニメ関連商品を扱うショップを運営しています。また、2013年からはシンガポールなどの東南アジア各国でも、日本アニメ専門チャンネル「ANIPLUS ASIA」を放送しており、国際的にもその影響力を広げています。

技術的な側面


ANIPLUSは、IPTVや衛星放送において、すべての放送をHD画質で提供しています。これにより、視覚的にも高品質なアニメ体験を視聴者に提供することに努めています。

  • - IPTV では、以下のチャンネルで放送しています：
- 2010年8月9日：LG U+（ch149）、KT（ch138）
- 2012年3月6日：SK Broadband（ch106）
- 2011年1月1日：Skylife（ch147）

このように、ANIPLUSは韓国におけるアニメ放送の先駆者として、質の高いアニメコンテンツを提供し続けており、多くのファンに支持されています。これからも新たな作品や企画の導入を通じて、アニメの魅力を広めていくことでしょう。

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