シングル『ANSWER』の概要
『ANSWER』は、
2006年8月2日にリリースされた日本のロックバンド
GLAYとミュージシャン
氷室京介による
コラボレーションシングルです。この楽曲は、「
GLAY feat. KYOSUKE HIMURO」という名義で発表されており、
GLAYの
コラボレーションシングルとしては2作目となります。前の作品は、
2005年にリリースされた「SCREAM」であり、『ANSWER』はその翌年の作品にあたります。
この
シングルは、8月5日と6日に味の素スタジアムで開催されたジョイントライブ『SWING ADDICTION』をきっかけに生まれました。
GLAYがライブに向けて「曲も一緒に作りたい」という思いを抱いていたところ、
氷室京介側もその意向を汲む形で
コラボレーションが実現しました。楽曲の作詞・作曲は
GLAYの
TAKUROが担当しました。
レコーディングとパフォーマンス
レコーディングは
2006年4月下旬から行われ、日本と
ロサンゼルスにある氷室のスタジオで同時進行で進められました。リリース後、
氷室京介は
GLAYの全国ツアー『
GLAY TOUR 2006 ROCK'N'ROLL SWINDLE 〜Re-birth〜』の京都公演にサプライズ登場し、『ANSWER』を披露しました。また、2008年の氷室の全国ツアー「KYOSUKE HIMURO 20th anniversary TOUR 2008」で、
GLAYがアンコールで登場し、本曲と「
SUMMER GAME」を共演する一幕もありました。
楽曲の特徴とPV
『ANSWER』は
GLAYのインディーズ時代のデモテープ『
SPEED POP』にも同名の楽曲が収録されていますが、全く異なる楽曲です。PVは
ロサンゼルスのLAシアターで撮影され、過去には映画「
マン・オン・ザ・ムーン」や「
シンデレラマン」などもこの場所で撮影されました。また、PVにはメイキング映像も収録されており、視聴者は制作の裏側を楽しむことができます。
リリース初週には14.7万枚を売り上げ、
オリコンチャートで2位を獲得しました。この成績は、
コラボレーションシングルとしての成功を収めたもので、
GLAYにとっては
2005年に発表された「SCREAM」以来、再びTOP3に入りました。
氷室京介にとっても、1999年の
シングル「
ダイヤモンド・ダスト」以来、約6年半ぶりのTOP3入りとなりました。
収録内容
シングルには様々な仕様が用意されており、通常版の他に紙ジャケット仕様や、特別仕様のDVDが付属した版も販売されました。楽曲は以下のアルバムにも収録されています。
このように、『ANSWER』は
GLAYと
氷室京介の素晴らしい
コラボレーションを体現した楽曲であり、多くのファンに愛されています。