ARTEMA

ARTEMA

概要

ARTEMA（アルテマ）は、2011年から2016年にかけて活動した日本のヘヴィミュージックバンドです。彼らの音楽性は、メタルコアの持つ攻撃的でヘヴィなサウンドを基盤としながら、エレクトロニカの洗練された要素や、日本人ならではの叙情的なメロディラインを大胆に融合させている点が特徴です。この独自のサウンドアプローチを、バンド自身は「KIRA☆CORE」と呼称し、シーンにおいて異彩を放つ存在となりました。

メンバー

バンドの核を担ったメンバーは以下の通りです。

MEG：ボーカルを担当。一部楽曲ではギターも演奏しました。
Ko-hey：ギターとボーカルを担当。バンド解散後の2016年6月には、パンクロックバンドNAMBA69に加入しています。
Kaz：ベースを担当。2011年7月に加入しました。
H@L：ドラムを担当。解散後の2017年6月には、ヴィジュアル系バンド「アクメ」を結成し、「HAL」名義で活動を展開しています。

来歴

ARTEMAの活動は2011年にスタートしました。

2011年：
1月、ARTEMAは正式に活動を開始しました。
結成から間もない2月27日には、早くも初のライブを行い、同時に200枚限定の会場販売シングル『LITE SABER』をリリース。初期から精力的な活動を見せました。
7月にはベーシストが脱退し、後任としてKazが加入。現在の主要メンバーが揃いました。
8月5日には、Garimpeiro Recordsより初のEPとなる『Fairy Tale』を発表。インディーズシーンでの評価を高めていきます。

2012年：
3月14日、シングル『UNLIMITED BREAKER』をリリース。さらなる飛躍に向けたステップとなりました。

2013年：
バンドにとって大きな転機となったのは、2月20日です。ワーナーミュージック・ジャパンからセルフタイトルのアルバム『ARTEMA』をリリースし、待望のメジャーデビューを果たしました。
9月4日には、タワーレコード限定シングルとして『REALIVE』を発表。メジャーフィールドでもその存在感を示しました。

2014年：
1月29日、メジャーセカンドアルバムとなる『STARGAZER』をリリース。精力的なリリース活動を続けました。
12月7日、ギター担当のメンバーがバンドを脱退。しかし、新たなメンバーは迎え入れず、以後は4人体制での活動を継続する道を選択しました。

2015年：
4人体制となって最初のアルバムとなる『Artemete Party』を8月19日にリリース。活動の勢いを維持しました。

2016年：
2月15日、バンドは公式サイトを通じて、同年5月20日をもって解散することを発表しました。ファンに惜しまれつつ、約5年間の活動に幕を閉じました。

作品

ARTEMAは活動期間中に、シングル、EP、アルバムなど、様々な形態で作品をリリースしました。メジャー、インディーズ双方から音源を発表し、その独自のKIRA☆COREサウンドを世に送り出しました。また、コンピレーションアルバム等への参加作品も存在します。

解散、そしてその後

2016年5月20日のライブをもって解散したARTEMAですが、メンバーそれぞれは解散後も音楽活動を続けています。特にギターのKo-heyはNAMBA69で、ドラムのH@Lはアクメで、現在も精力的に活動しており、ARTEMAの遺伝子は形を変えながらも受け継がれていると言えるでしょう。

ARTEMAは短い活動期間ながらも、メタルコアとエレクトロ、日本のメロディを融合させた独自の音楽性「KIRA☆CORE」を提示し、日本のラウドロックシーンに確かな爪痕を残しました。彼らの革新的なサウンドは、今なお多くのファンの記憶に残っています。

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外部リンク

ARTEMA / アルテマ｜Warner Music Japan
Garimpeiro Records - ARTEMA
公式ウェブサイト - ウェイバックマシン (2016年6月1日アーカイブ分)
ARTEMA - YouTubeチャンネル
ARTEMA (@ARTEMA_Official) - X（旧Twitter）
ARTEMA (artema.japan) - Facebook
ARTEMA (@artema_official) - Instagram

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