ASKA concert tour kicks

『ASKA concert tour kicks』（アスカ・コンサート・ツアー・キックス）は、日本のシンガーソングライターであるASKA（飛鳥涼）の単独名義としては初めて一般市場向けにリリースされたライブ映像作品です。

本作品は、1998年9月30日にVHSビデオカセットテープの形態で発売されました。

収録内容は、ASKAが同年に行った全国コンサートツアー『ASKA concert tour kicks -SUPPORTED by NEC-』から構成されています。具体的には、1998年7月に大阪城ホールで行われた公演のステージパフォーマンスを中心に、ツアーの舞台裏や移動風景など、約半年に及んだロングツアーの軌跡を追ったドキュメンタリー映像が随所に織り込まれた構成となっています。

当時のASKAのライブ活動の一端を知ることができる貴重な記録ですが、この作品は現在、生産が終了しており、一般市場では入手が困難な「廃盤」状態にあります。また、VHSフォーマットでのリリースのみに留まっており、その後の映像ソフトメディアの主流となったDVDやブルーレイディスクといったデジタル形式での再商品化（BD化、DVD化）は、残念ながら現時点では実現していません。

作品には、このツアーで披露された以下の楽曲が収録されています。

Tattoo
作詞・作曲：飛鳥涼
花は咲いたか
作詞・作曲：飛鳥涼
Kicks Street
作詞・作曲：飛鳥涼
NEVER END
作詞：飛鳥涼
作曲：飛鳥涼・Kevin Gilbert
GIRL
作詞・作曲：飛鳥涼
遊星
作詞・作曲：飛鳥涼
はじまりはいつも雨
作詞・作曲：飛鳥涼
バーガーショップで逢いましょう
作詞・作曲：飛鳥涼
着地点
作詞・作曲：飛鳥涼
Now
作詞・作曲：飛鳥涼
晴天を誉めるなら夕暮れを待て
作詞・作曲：飛鳥涼
同じ時代を
作詞・作曲：飛鳥涼
ボヘミアン
作詞：飛鳥涼
作曲：井上大輔
止まった時計
作詞・作曲：飛鳥涼

この作品は、1998年当時のASKAのライブパフォーマンスと、それに伴うツアーの様子を伝える貴重な映像資料であり、ファンにとっては再発売が待望される作品の一つとなっています。

もう一度検索