Ageha (yozuca*のアルバム)

アルバム『Ageha』概要

『Ageha』は、シンガーソングライターのyozucaが2008年1月23日にリリースした3作目のオリジナルアルバムです。前作「nico.」から1年5ヶ月ぶりの新作となり、過去のシングル曲を含まない新曲で構成されています。ただし、11枚目のシングル「君とあしたへ」と14枚目の「サクラキミニエム」は収録されていません。歌詞の多くはこだまさおりが手掛けており、CooRieのアルバムと同日に発売された点も注目です。制作には時間をかけた背景もあり、アルバムのコンセプトは「決意」と「進化」を掲げています。

収録曲

1. Ageha [1:38]
2. Daybreak for me [5:11]
3. I.D. [4:42]
4. キラメク [3:20]
5. believe yourself [3:41]
6. shining☆star [3:56]
7. 春の日 [3:51]
8. Blue flame [4:04]
9. sayonara jewel [5:40]
10. 記憶の海 [4:33]
11. Happy my life 〜Thank you for everything!!〜 [4:47]
12. ダ・カーポII 〜あさきゆめみし君と〜 [4:20]

各楽曲の解説

Ageha

アルバムのタイトル曲で、ピアノで始まる美しいイントロが印象的です。この曲は、アルバム全体のストーリーが始まる重要な役割を持っています。最初は長い歌詞が作られていましたが、ディレクターの要望もあってコンパクトに仕上げられました。

Daybreak for me

リードトラックとして、PVも制作されたこの楽曲は、力強い意志を表現しています。「私は迷わない」、「私は逃げない」といった強いメッセージが感じられ、歌い手が自分の恐れを乗り越えようとする決意を描いています。

I.D.

この曲は、前向きなメッセージが特徴で、現実に立ち向かう自分を見つめています。涙を惜しまず、困難を乗り越えていく姿勢が表現され、yozucaの進化の一端が感じられます。

believe yourself

アルバム内で唯一の作詞を行った曲で、素直でストレートな想いが込められています。自分自身を信じる力を歌っており、リスナーに勇気を与えるメッセージを持っています。

shining☆star

最初に受け取った曲ですが、収録が決まったのは後の方でした。シンプルな言葉選びが特徴で、自分の思いを素直に表現しています。

Blue flame

恋愛をテーマにした情熱的な楽曲で、青い炎で表現される熱い思いがあります。愛を探求する心情が描かれ、聴く人に共鳴します。

sayonara jewel

別れをテーマにしたこの曲は、こだまさおりの詩の中で特に共感を呼びます。恋愛の切なさや心の変化を描写しており、聴く人の心に響くでしょう。

記憶の海

アニメ『School Days』のエンディングテーマとしても知られるこの楽曲は、ストイックな気持ちが表現されています。言葉と物語のリンクが感じられる深い歌詞が特徴です。

まとめ

『Ageha』は、yozuca*の成長と音楽的な進化を象徴するアルバムです。様々なテーマで編成された楽曲は、聴く人に心の内面を見つめさせる力を持っています。各楽曲が持つメッセージは、聴き手に勇気や希望を与えることでしょう。

もう一度検索