Ana-ana girl's

『ana-ana girl's』（アナアナガールズ）は、2010年10月7日から2011年3月31日まで中京テレビで放送されたトークバラエティ番組で、放送時間は毎週木曜の0:59から1:59まででした。全22回のエピソードが放送され、主に女子高生や女子大生をターゲットにした内容が展開されました。

この番組は、同時間帯で放送されていた『アナアナ商会』の後継としてスタートしました。『アナアナ商会』ではメインMCを務めていた鉄平が癌の治療のために入院したため、番組はリニューアルされ、久保順子が新しいMCを務めることになりました。また、コーナーMCには人気歌手の西野カナが起用され、番組全体が新たな方向性を持つこととなりました。

新たに設定されたスタジオセットはピンク色を基調とした明るいデザインで、出演者の衣装もファッションとトレンドを意識したものに変更されました。特に、番組のスポンサーの一つである丸栄が運営するギャル系セレクトショップから衣装が提供され、若者文化に即したスタイルが展開されました。これにより、番組は従来のイメージから大きく一新されました。

レギュラー出演者はアナアナ商会からのメンバーが少数残る一方で、新たに久保順子と本多小百合が加わり、女性中心のメンバー構成が強化されました。男性メンバーとしては水谷陽介のみがそのまま残り、鹿内美沙と田岡咲香は交互に出演していましたが、田岡は2011年2月に番組を卒業しました。

また、SKE48のメンバーも引き続き出演しており、平田璃香子と高田志織はレギュラーとして活躍しました。ただし、秦佐和子はレギュラーから外れ、毎回異なるSKEメンバーがゲスト出演する形式となりました。番組の公式サイトでは、レギュラー陣による反省会動画も公開され、視聴者とのコミュニケーションを図る努力が見られました。

鉄平は2011年1月にはゲストとして復帰しましたが、その後はレギュラーとしての復帰は果たせませんでした。スポンサーは丸栄とサンシャイン栄でしたが、2011年2月の決算期を経て丸栄がスポンサーを降り、以降はサンシャイン栄一本の提供に移行しました。これに伴い、レギュラー陣の衣装も変更され、リニューアルされた姿で番組が進行しました。

最終回では、旧レギュラーメンバーである鉄平と尾原秀三が再び登場し、現在のレギュラー陣と共演を果たしました。この回ではSKE48のメンバーも通常の3人から5人に増員され、多くのファンに見送られながら番組は終了となりました。最終的に、あらゆるコーナーや出演者によるキャンペーンの巧妙さやファッションチェックなど、多様な企画が織りなす内容が、視聴者の関心を引きました。

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