Anytime Woman

矢沢永吉『Anytime Woman』

アルバム概要

『Anytime Woman』は、1992年6月24日にリリースされた矢沢永吉の20枚目のスタジオアルバムです。本作は、ロンドンとロサンゼルスでレコーディングが行われ、ザック・スターキーが参加したことでも話題となりました。また、作詞家として松本隆が17年ぶりに矢沢永吉に楽曲を提供したことも注目されました。

アルバムに先駆けて、同タイトルのシングルも発売されています。このシングルには、日本語バージョンと英語バージョンが存在し、それぞれ異なる魅力を持っています。

シングル：Anytime Woman (日本語バージョン)

1992年6月3日にリリースされた31枚目のシングルです。前作『BIG BEAT』から約半年ぶりのシングルリリースとなりました。

収録曲

1. Anytime Woman
作詞：松本隆
作曲：矢沢永吉
キャロル時代から存在していた楽曲で、キャロルの解散ライブでも矢沢が独自の英語詞をつけて歌っていました。
2. Sail Away
作詞：西岡恭蔵
作曲：矢沢永吉

シングル：Anytime Woman -English Version-

1992年6月17日にリリースされた32枚目のシングルです。表題曲は、前作シングルの英語バージョンです。

収録曲

1. Anytime Woman -English Version-
作詞：ジョン・マクフィー
作曲：矢沢永吉
2. アンジェリーナ
作詞：松本隆
作曲：矢沢永吉

アルバム：Anytime Woman

1992年6月24日に発売された、20作目のスタジオ・アルバムです。本作は、ザック・スターキーが参加し、ロンドンとロサンゼルスでレコーディングが行われました。

アルバム収録曲

1. Anytime Woman
先行シングル曲。
2. 長い黒髪
3. アンジェリーナ
シングル「Anytime Woman -English Version-」のカップリング曲。
アルバム発売前に先行シングルカットされた。
4. 切り札を探せ
5. 銀のネックレス
6. 流星（ながれぼし）
7. ため息
8. ホテル・マムーニア
9. 優しいコヨーテ
10. 裸身
11. Dry Martini

アルバム解説

本作は、前述の通り、ザック・スターキーが参加したこと、そして松本隆が17年ぶりに矢沢永吉に作詞を提供したことが大きな話題となりました。レコーディングはロンドンとロサンゼルスという異なる環境で行われ、それぞれの場所で得られたインスピレーションがアルバム全体に反映されています。

アルバムに収録されている楽曲は、ロックンロールを基調としながらも、バラードやダンサブルなナンバーなど、多様なジャンルを取り入れた構成となっています。矢沢永吉の円熟味を増した歌声と、豪華なミュージシャン達の演奏が、聴く人を魅了する一枚です。

特に、「Anytime Woman」は、キャロル時代から存在していた楽曲であり、ファンにとっては特別な一曲です。英語バージョンと日本語バージョンで異なる魅力を楽しむことができるでしょう。

まとめ

『Anytime Woman』は、矢沢永吉のキャリアの中でも重要な作品の一つであり、彼の音楽性の幅広さを感じることができるアルバムです。シングルとアルバムを通して、彼の音楽の進化を辿ることができます。

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