Attitude (映画)

映画『attitude』：ロックミュージシャンたちの挑戦

『attitude』は、2008年に公開された日本映画。日本のロック界に名を刻むアーティストたちが多数出演し、従来の映画とは一線を画す作品として注目を集めました。監督はヴィジュアル系バンドCOLORのヴォーカル、DYNAMITE TOMMYが務め、音楽監督は元X JAPANのTAIJI、音楽プロデューサーはGASTUNKのTATSUが担当。劇中では、HIDEの「ever free」がカバーされるなど、音楽面でも聴きどころ満載です。

あらすじ

物語は、かつてロックスターとして名を馳せたものの、日々の生活に行き詰まったミュージシャンたちが、起死回生をかけて映画制作に乗り出すというもの。出演、脚本、監督、プロデュース、編集、制作……そのすべてをミュージシャン自身が手掛ける、まさにロック版・新撰組とも言える体制で映画作りに挑みます。

彼らは、映画制作を通して何を見出すのか？ そして、彼らがたどり着く「ロック」の定義とは？

キャスト

本作には、G.D.FLICKERSのJOE、ニューロティカの井上篤、ANARCHYの仲野茂、かまいたちのCRAZY DANGER NANCY KENchan、元BY-SEXUALのRYÖ、LADIES ROOMのGEORGE、THE STALINの遠藤ミチロウ、X JAPANのPATA、元X JAPANのTAIJI、ANGIEの岡本雅彦、宇梶剛士、なべやかん、大仁田厚、春一番、屍忌蛇（アニメタル）、石坂マサヨ（ロリータ18号）など、錚々たるメンバーが出演。

ロックミュージシャン役を演じるのは、本人たち。フィクションとノンフィクションが入り乱れる予測不能な展開は、本作ならではの魅力と言えるでしょう。

制作秘話

撮影中には、監督のDYNAMITE TOMMYが詐欺容疑で逮捕されるという衝撃的な事件が発生（その後、嫌疑なしとして不起訴処分）。

スタッフ

監督・シナリオ：DYNAMITE TOMMY（COLOR）
プロデューサー：藤原靖弘 / THOGO / 飯嶋秀之
助監督：二股満 / 吉良山健一 / 金本雅宏
音楽：TAIJI(元X)
カメラ：大峰耕太 / SONE / 藤田秀紀 / 船本賢悟
音声：小林武士 / 古茂田耕吉 / 斉藤冬彦

外部リンク

attitude公式サイト
ATTITUDE official blog

『attitude』は、既存の映画の枠にとらわれない、ロック魂が炸裂する異色の作品です。ぜひ一度、その熱いエネルギーに触れてみてください。

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