Audible

Audibleについて

Audible（オーディブル）は、プロのナレーターによる朗読を特徴とするオーディオエンターテインメントのプラットフォームです。主に情報、教育、エンターテインメントといった多様なジャンルのコンテンツを製作・配信している企業、Audible Inc.のサービス名でもあります。本社はアメリカのニュージャージー州ニューアークに位置し、自社の制作スタジオも備えています。日本では2015年7月にサービスを開始し、月額1,500円の定額制で全てのタイトルを聴き放題という形式を取っています。

サービスの概要

Audibleでは、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリアなどの地域向けに、2017年から2018年にかけて38言語でのオーディオブックを配信しています。こうした多言語対応により、リスナーは自身の言語で様々なコンテンツを楽しむことができるようになっています。また、2008年にはAmazon.comの傘下に入り、Amazonの豊富なリソースを活用しつつ、ユーザー体験の向上に努めています。

日本市場への進出

Audibleは日本市場においても独自の取り組みを行っており、特に魅力的なのは、世界に先駆ける形で日本のコンテンツを月額定額制で提供した点です。これにより、日本のリスナーは多種多様なオーディオブック、ポッドキャスト、ニュースを手軽に体験できるようになりました。日本での拠点は、アマゾンジャパン合同会社のオーディブル事業部で運営されています。

歴史

Audibleの歴史は1995年にさかのぼります。創業者のドン・カッツによってアメリカで立ち上げられたこのサービスは、従来の教育やエンターテインメントの枠組みを学びの新しい形に変えることを目指しました。1997年にはポータブルデジタルオーディオプレーヤーを発売し、デジタルコンテンツの利用を促進しました。

また、2008年にAmazon.comの傘下に入ったことで、更なる技術革新とコンテンツの多様化が進みました。2012年にはKindleと連携し、「ウィスパーシンクフォーボイス」というサービスが開始され、Kindleで読んでいる本の続きをオーディブルで楽しむことができるようになりました。

対応端末

Audibleのアプリは、2016年6月時点でAndroid、iPad、iPhoneに対応しており、多くのユーザーが移動中や自宅で便利に利用できる環境が整っています。自身のライブラリにアクセスし、お好みのオーディオブックを選んで気軽に楽しむことが可能です。

まとめ

Audibleは、音声で情報を得る新しい方法を提供し続けています。さまざまなコンテンツを通じて、リスナーに学びや楽しみを届けるという理念のもと、今後も多彩なサービス展開が期待されています。

もう一度検索