Ayu-mi-x 7

ayu-mi-x 7：浜崎あゆみのリミックスアルバムシリーズの集大成

2011年4月20日、浜崎あゆみのリミックスアルバムシリーズ最新作『ayu-mi-x 7』がリリースされました。前作から約3年、そして『ayu trance』『ayu-ro mix』シリーズにおいては約7年半ぶりのリリースということもあり、多くのファンから待ち望まれていた作品と言えるでしょう。

当初は3月30日の発売予定でしたが、東北地方太平洋沖地震の影響により延期されました。このアルバムは、ハウス、アコースティックオーケストラ、トランス、ユーロビートという4つの異なるタイプのミックスアルバムで構成されています。さらに、これら4作品と、各作品から選りすぐられた楽曲をノンストップでミックスしたボーナスCDを加えた限定ボックスセット『ayu-mi-x 7 -LIMITED COMPLETE BOX SET-』も同時発売されました。

各アルバムは、それぞれの音楽ジャンルに特化したリミックスが施されており、浜崎あゆみの楽曲を新たな視点から楽しむことができます。特に、ノンストップミックスCDは、まるでライブ会場にいるかのような臨場感を味わえる、聴き応えのある内容となっています。

各バージョンの特徴

ayu-mi-x 7 -version HOUSE-は、国内外の著名なDJやプロデューサーが参加し、ダンサブルなハウスミュージックにアレンジされた楽曲が収録されています。Jonathan Peters、Razor 'N Guido、Hex Hectorなど、世界のダンスミュージックシーンを牽引するアーティストたちが、浜崎あゆみの楽曲に独自の解釈を加え、新たな魅力を引き出しています。CD版はノンストップミックスですが、デジタル配信では各曲が独立して配信されています。また、デジタル配信限定で、インストゥルメンタルバージョンもリリースされました。

ayu-mi-x 7 -version Acoustic Orchestra-は、アコースティックアレンジを施した、しっとりとした聴き心地の作品です。これまでのシリーズでアコースティックアレンジを担当してきた本間昭光に加え、CMJK、中野雄太、小林信吾といった、オリジナルアレンジで参加してきたアレンジャーが参加。さらに、ピアニストの辻井伸行も参加しており、豪華な布陣が話題となりました。中野雄太は『ayu-mi-x II』以来、11年ぶりの参加となります。

ayu-mi-x 7 presents ayu trance 4は、トランスミュージックに特化したアルバムです。Alex M.O.R.P.H.、Aly & Fila、John O'Callaghanなど、トランスシーンを代表するアーティストが参加しており、壮大で幻想的なサウンドが特徴です。ayu tranceシリーズには初参加となるDJ REMO-CON(Y&Co.の田村哲也)も参加。こちらもCD版はノンストップミックスで、デジタル配信では各曲が独立して配信され、インストゥルメンタルバージョンもデジタル配信限定でリリースされています。

ayu-mi-x 7 presents ayu-ro mix 4は、ユーロビートを中心としたリミックスアルバムです。Morris Capaldi、AKBK、DIMA EUROなど、様々なアーティストが参加し、アップテンポでキャッチーな楽曲が収録されています。

限定ボックスセット

『ayu-mi-x 7 -LIMITED COMPLETE BOX SET-』は、上記4種類のアルバムに加え、それらの楽曲から選りすぐられた曲をノンストップミックスしたボーナスCDが付属した豪華なセットです。ファン必携のアイテムと言えるでしょう。

『ayu-mi-x 7』は、多様なアーティスト、多様なアレンジによって、浜崎あゆみの楽曲の魅力を改めて提示した、記念碑的なリミックスアルバムシリーズとなりました。それぞれのバージョンは、異なる音楽的アプローチによって、彼女の楽曲の新たな側面を浮き彫りにしています。この作品を通して、浜崎あゆみの音楽の幅広さと奥深さを再確認できるでしょう。

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