BABY FAZE

BABY FAZEは、日本のクリエイティブディレクター、アートディレクター、そしてグラフィックデザイナーであるサイトウシンヤ氏のペンネームであり、デザイン事務所名でもあります。同氏は、数々の著名アーティストや人気アニメ作品とコラボレーションし、多岐に渡るデザインワークで知られています。

音楽アーティストとのコラボレーション

BABY FAZEの活動の中心は、音楽関連のデザインです。CDジャケット、アーティストロゴ、コンサートグッズ、ツアーパンフレットなど、音楽作品の世界観を視覚的に表現するアートディレクションとデザインを数多く手がけてきました。
その実績は多岐に渡り、B'zの松本孝弘氏のトレードマークであるロゴ「玲」のデザインもBABY FAZEによるものです。「玲」は澄んだ音、鈴の音をイメージしたデザインで、松本氏のギターやアンプ、さらには左肩の刺青にも刻まれるほど、象徴的な存在となっています。

アイドルグループへの貢献も大きく、SKE48のシングルジャケットやグッズデザインを「片想いFinally」(2012年)から「いきなりパンチライン」(2018年)まで担当。King & Prince|King_&_Princeに対しても、「シンデレラガール」を始めとするシングル3枚、ライブBD＆DVD、1stアルバム「King & Prince|King_&_Prince」のアートディレクションとデザインを手がけました。
関ジャニ∞の「キミトミタイセカイ」では、世界初のオーロラリフレクションジャケットを企画・デザイン。オーロラリフレクションマスクを特典として付属させるなど、独創的な試みも積極的に行っています。
その他にも、数多くのアーティストのCDジャケットやグッズ、ツアーパンフレットのデザインに携わっています。そのアーティストの幅広さは、V6、KinKi Kids、Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMP、そしてL'Arc～en～Ciel、T.M.Revolutionといったベテラン勢から、ClariS、FLOWといった若手アーティストまで多岐に渡ります。

アニメ・キャラクターとのコラボレーション

近年では、音楽関連のデザインにとどまらず、人気アニメ作品とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいます。2018年以降は、聖闘士星矢「セイントクロスパンツ」を企画・デザイン・製造・販売し、世界中の聖闘士星矢ファンから大きな注目を集めました。
その成功をきっかけに、進撃の巨人、キン肉マン、ワールドトリガーといった人気作品とのコラボレーションを展開。さらに、東京リベンジャーズとのコラボレーションでは世界初のオーロラリフレクションぬいぐるみを、うる星やつらとのコラボレーションではオーロラリフレクションアクスタを企画・製造・販売するなど、常に新たな試みに挑戦し続けています。
2023年には、sanrioの人気キャラクター、クロミ＆マイメロディのオーロラリフレクションTシャツを企画・デザイン・製造・販売しました。

革新的な技術と製品開発

BABY FAZEは、デザイン性の高さだけでなく、技術革新にも積極的に取り組んでいます。オーロラリフレクション技術を用いた商品開発はその一例であり、これまでにない視覚効果を生み出しています。
2024年には、世界初の3Dホログラムペンライト「GHOSTICK」を発表。その技術力は、デザインの枠を超え、エンターテインメント業界にも大きな影響を与えつつあります。

音楽活動

デザイン活動の傍ら、Suara、南明奈、yozuca*といったアーティストへの楽曲提供も行っています。幅広い才能を持つサイトウシンヤ氏の活躍は、今後も音楽業界、エンターテインメント業界全体をさらに盛り上げていくことでしょう。

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