BAND-MAID

BAND-MAID - 日本のガールズロックバンド

BAND-MAIDは、プラチナム・パスポートに所属し、ポニーキャニオンより音楽をリリースしている日本のガールズロックバンドです。特にメイドの衣装に身を包みながらも、重厚なハードロックサウンドを基にしたパフォーマンスで知られています。彼女たちは熟練の演奏家たちで構成され、激しいライブパフォーマンスを通じて世界的な支持を得ています。これまでに北米やヨーロッパなど10カ国以上で公演を行い、特に2022年の全米ツアーでは2万人以上のファンを動員しました。

バンドのスタートと背景

BAND-MAIDは2013年に結成されました。小鳩ミクが秋葉原のメイド喫茶のアルバイト経験を経て、バンドのメンバーを集めることから始まりました。ミクがメイドとして過ごした経験が、彼女たちのビジュアルスタイルに強く影響を与えています。最初は小鳩とKANAMI、AKANE、MISAの4人からスタートし、後にSAIKIを迎え入れ、ツインボーカル体制へと変貌しました。これは、ミクの明るい声に対しSAIKIが持つ低音魅力を加えるためのもので、よりハードな音楽を追求することを目的としていました。

音楽スタイルの進化

BAND-MAIDは当初、様々なジャンルに挑戦していましたが、「Thrill」という楽曲に出会い、HR/HM寄りのスタイルを意識するようになりました。この楽曲がきっかけでメンバー全員の意見が一致し、より重厚感のあるサウンドを目指すこととなりました。特に、ツインペダルを使用するドラム、メロディアスなギターソロの導入、さらにはスウィープやタッピングといった高度なテクニックを取り入れるようになりました。

各メンバーの紹介

各メンバーにはそれぞれ独自のバックグラウンドがあり、音楽への情熱が示されています。

• - 小鳩ミク (ギター・ボーカル・作詞担当)：熊本県出身で、バンドのブランディングに大きく関与しており、メイド文化からインスピレーションを受けています。
• - SAIKI (ボーカル)：山梨県出身で、幅広いジャンルの音楽を好みます。特にダンスミュージックとロックの融合に影響を受けています。
• - KANAMI (ギター・作曲担当)：神奈川県出身で、クラシックからロックまで幅広い音楽スタイルを楽しむプレイヤーです。
• - AKANE (ドラム)：兵庫県出身。パンクやメロコアからの影響が色濃く、特にマキシマム ザ ホルモンのドラムに心を掴まれました。
• - MISA (ベース)：岡山県出身で、スマッシング・パンプキンズの影響でベースに転向。音楽の幅広さが特徴です。

海外での成功と影響

BAND-MAIDは結成以来、積極的に海外進出をしており、その影響力は急速に広がっています。音楽メディアやウェブラジオ地域での評判を経て、全世界でファンを増やしています。彼女たちの曲は、アメリカの人気テレビ番組や映画にまで取り上げられ、その存在感を強めています。特に「KATE」というNetflix映画では、本人役として出演し、印象的なパフォーマンスを披露しました。

今後の展望

BAND-MAIDは、これからも新しい音楽リリースや国際ツアーを通じて、さらなる飛躍を目指しています。日本国内のみならず、グローバルな音楽シーンでの位置づけを強化し続けることでしょう。彼女たちの今後の音楽とパフォーマンスから目が離せません。

もう一度検索