BIGLOBE presents -エンタメフリー劇場- なんてネタだ!グランプリ

『BIGLOBE presents -エンタメフリー劇場- なんてネタだ!グランプリ』番組詳細

インターネットで手軽に動画制作・投稿ができる現代において、動画投稿をベースとした新しいお笑いコンテスト番組として誕生したのが、『BIGLOBE presents -エンタメフリー劇場- なんてネタだ!グランプリ』です。AbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルで配信され、プロアマ問わず、国民であれば誰でも参加できる、まさに敷居の低いお笑いコンテストとして注目を集めました。

コンセプトと参加資格

この番組の最大の特徴は、その自由度の高さにあります。コント、漫才、ものまね、歌ネタ、さらにはアニメーションなど、表現形式は一切問いません。参加資格も特に制限はなく、プロの芸人からアマチュア、はたまた一般の人まで、誰でも自由に動画を投稿して参加することができました。賞金はなんと100万円！この破格の賞金と自由な参加条件が、多くの応募者を集めた要因と言えるでしょう。

審査方法と動画規定

審査は視聴者による投票によって行われました。公平性と視聴者参加型の面白さを両立したシステムと言えるでしょう。動画の規定としては、1分半以内の動画であることのみ。バイきんぐの西村瑞樹氏いわく「世界一敷居が低い大会」と言われるほど、制限は緩やかでした。ただし、小峠英二氏も言及しているように、最低限の規約は存在しており、内容によっては予選落ちもあり得ます。

投稿された動画は、基本的にそのまま配信されました。ただし、スマートフォンで撮影された縦型動画などは、視聴者にとって見やすいように、横に赤い幕を映し出すピラーボックス処理が施されるなど、視聴環境への配慮もされていました。

出演者とスタッフ

番組のMCは人気お笑いコンビ、バイきんぐが務めました。彼らの軽妙なトークが、番組をさらに盛り上げていました。ゲストには、井上咲楽さん、久間田琳加さん、岡田結実さん、王林さんなど、各界で活躍する人気タレントが回によって出演し、番組に華を添えました。

番組の提供はビッグローブ株式会社、制作著作はAbemaTVが行いました。BIGLOBEモバイルの通信サービス「エンタメフリー」にちなんだ番組名も、番組のコンセプトを象徴しています。

参加者の表示方法

芸人やタレントが出場する場合は、事務所名と芸名（コンビ名）で表示されました。一方、一般参加者は「一般」と表示されました。芸人であっても、一般の人とコンビを組む場合は「一般」扱いとされ、公平な扱いがされていました。

第1回優勝者

第1回大会の栄冠を手にしたのは、スタミナパンというグループでした。彼らの動画が多くの視聴者の心を掴み、100万円の賞金を獲得しました。

まとめ

『BIGLOBE presents -エンタメフリー劇場- なんてネタだ!グランプリ』は、参加のしやすさと自由度の高さ、そして視聴者参加型の審査システムによって、多くの視聴者と参加者にとって記憶に残るお笑いコンテスト番組となりました。動画投稿という現代的な手法を取り入れ、新しいお笑い番組の形を提示したと言えるでしょう。今後の動画投稿型お笑いコンテストのあり方に影響を与えた、画期的な番組でした。

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