BLT (テレビ番組)

『BLT』の概要

『BLT』（ビーエルティー）は、1995年10月から1997年9月まで、日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組です。この番組は、読売テレビが制作し、日本テレビ系の全国ネットの深夜枠『TVじゃん!!』水曜放送の一環として放映されました。

番組の背景

『BLT』のプロデューサーは、前に放送されていた『EXテレビ』の火曜日担当ディレクターだった梅田尚哉氏で、ディレクターには竹内伸治氏が就任しました。プログラムの開始当初は、島田紳助と大竹まことがメインの司会を務めていましたが、後に東野幸治と板尾創路が加わる形で交代しました。彼らのダイナミックな進行で、番組はさまざまなユニークな企画を展開しました。

主な企画

テレビスタッフ山崩し

この企画は『BLT』第1回目の放送時に実施され、視聴者の印象に強く残った内容です。島田紳助と大竹まことがスタッフを一人ずつ帰らせる「山崩し」形式で進行され、指定した役職のスタッフが帰った後、その影響で放送が成立しなくなる様子が楽しめました。最終的に音声担当のミキサーが帰ったことで、異常事態を引き起こすというハプニングが発生しました。

大募集

このセグメントでは、視聴者に「恋人のいないこだわりさん」などの条件を元に出演者を募集しました。予算による制約からセットはシンプルなものでしたが、スタッフの工夫が見られました。

クイズ!あわせて100％

参加者は、番組が用意した著名人リストからランダムで選択した著名人の知名度を合計し、得点を競うクイズ形式の企画でした。スロットを使った抽選が特徴的で、競技性があり、視聴者の興味を引きました。

思い入れ放送大賞

この企画は、7人のタレントが思い入れのあるテーマについて、評価を競い合いました。表現力やプレゼンテーションのスキルが重視され、観客を引き込むための演出がなされていました。

小相撲大会

これは、参加者が体重や身長の基準を満たさないが、相撲への情熱を持つ愛好者たちによるトーナメント形態の大会でした。ユニークな内容が視聴者に新しい楽しさを提供しました。

じゃんけんで100万円

この企画は、大阪市のホールで視聴者1000人を集めて行われ、じゃんけんで決まった勝者に賞金を授与しました。シンプルながら多くの参加者が興味を持ち、盛り上がった企画です。

スタッフと最終回

ナレーションは松尾明子氏が担当し、構成や技術面で多くのスタッフが参加していました。最終回では、カメラリハーサルの映像が流され、本番の映像は放送されませんでした。それに続く新番組『RRR』は、異なる時間帯にスタートしました。『BLT』は実験的な要素を含むバラエティ番組として、多くの視聴者に印象を残したと言えるでしょう。

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