BOAT RACE振興会

BOAT RACE振興会について

BOAT RACE振興会は、ボートレースの発展と普及を目的にした一般財団法人です。この団体は、1990年に「財団法人モーターボート競走近代化研究センター」として設立され、以来、ボートレースの健全な発展を目指して多くの活動を行っています。設立当初から、モーターボート競走の振興を図るための調査や研究、広報活動を展開し、テレボートの管理や情報処理システムの構築に尽力してきました。

歴史と沿革

BOAT RACE振興会は、設立から現在に至るまで、いくつかの重要な名称変更を経てきました。1990年5月に設立され、1999年には「財団法人競艇情報化センター」に改名。その後、2007年に「財団法人競艇振興センター」となり、2010年には「BOAT RACE振興会」と通称を変更しました。2013年には正式名称も「一般財団法人BOAT RACE振興会」に変更され、さらに2019年には新たに複合施設「SIX WAKE ROPPONGI」を竣工させました。

この施設は、ボートレースを広く世界に発信し、そのイメージを向上させることを目指しています。また、ファンの獲得や社会貢献の基盤を築くための場とされています。特に、SIX WAKE ROPPONGI内には、舟券売場は含まれず、ボートレースのブランディングとマーケティングに特化したさまざまな施設があります。

SIX WAKE ROPPONGIの施設

SIX WAKE HALL

このホールは、ボートレースのブランディングとマーケティングを支える中心的な場所であり、毎週日曜日にはBSフジの番組やビッグレースのライブ中継が行われています。また、J-WAVEで提供している「ROPPONGI PASSION PIT」や「DIVE TO THE NEW WORLD」などの番組も、ここでの収録が行われています。

SIX WAKE GARDEN

さらに、バルコニーのようなスペースであるSIX WAKE GARDENでは、ボートレースに関連するプログラムをライブで発信し、訪れるファンにとって楽しめる場となっています。

VERVE COFFEE ROASTERS

また、SIX WAKE ROPPONGI内には、人気カフェブランドのヴァーヴ コーヒー ロースターズの店舗も開店しており、ボートレースを楽しむ合間にリフレッシュできるスペースが用意されています。

BOAT RACE六本木

BOAT RACE振興会の本社ビルもこの施設に含まれており、その他のボートレース関連企業も同じ建物内で協力し合っています。これは、業界全体の連携を深め、ボートレースの推進に寄与するための重要な拠点です。

広報活動とメディア展開

BOAT RACE振興会は、広報活動にも積極的です。「BOAT RACEプレミア」というテレビ・ラジオ中継においては、地上波やBSで、競艇の優勝戦を中心に放送を行っています。例えば、毎週日曜日の16時台にはBSフジで「BOAT RACEプレミア」が放送され、競艇ファンに耳寄りな情報を提供しています。

また、1995年頃から「モーターボートクィーン」というキャンペーンガールを一般公募し、関本彩子がその初代に就任しました。2000年代以降は、様々な芸能人をイメージキャラクターに起用し、コンテンツの魅力を高める努力も続けています。

キャラクターの紹介

BOAT RACE振興会のキャラクターには、アザラシをモチーフとした「ていちゃん」やその妹「れいちゃん」、弟の「ぼーちゃん」が存在します。これらのキャラクターは、ボートレースの親しみやすさを強調し、ファンとの距離を近づける役割を果たしています。

結論

BOAT RACE振興会は、ボートレースの振興と発展に寄与しつづけており、その活動は多岐にわたります。最新の施設やプロモーションを通じて、ボートレースを広め、新しいファンを獲得するために日々努力しています。

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