BODY/ボディ

BODY/ボディ (1993年の映画)

『BODY/ボディ』（Body of Evidence）は、1993年に公開されたアメリカ映画です。主演はマドンナ。彼女の写真集『SEX』、アルバム『エロティカ』と、ある種三位一体をなす作品として話題を呼びました。

マドンナは当初、ジェニファー・リンチ監督の『ボクシング・ヘレナ』への出演オファーを受けていましたが、本作を選びました。しかし、結果的にラジー賞最低主演女優賞を受賞してしまいます。ちなみに、『ボクシング・ヘレナ』もまた、ジェニファー・リンチ監督が第14回ゴールデンラズベリー賞で最低監督賞を受賞するなど、酷評されています。

ストーリー

大富豪のアンドリュー・マーシュが、心臓発作で死亡します。しかし、現場は異常な状況でした。過激なセックスを録画したビデオカメラ、SM用具が散乱し、遺体の手足は手錠で拘束されていたのです。ビデオには、マーシュの愛人であるレベッカ・カールソンが映っていました。

検察は、レベッカがマーシュの心臓病を知りながら、過激なセックスを強要し、殺害した疑いがあるとみて捜査を開始します。国選弁護人としてフランクがレベッカの弁護を担当することになります。妻子を持ち、順風満帆な生活を送っていたフランクでしたが、調査を進めるうちに、レベッカの魅力に溺れていきます。そして、レベッカに翻弄され、抜け出すことができなくなってしまいます。

R指定版

2002年に本国でDVD化された際、劇場公開版にはなかったシーンを追加・再編集したR指定版が、通常版と同時に発売されました。日本では通常版のみが発売されていますが、CS放送などではR15バージョンが放送されることがあります。また、2018年発売の米国版Blu-rayには、SD画角の特典映像としてR指定版が収録されています。

キャスト

レベッカ・カールソン：マドンナ
フランク・デラニー：ウィレム・デフォー
ロバート・ギャレット：ジョー・マンテーニャ

日本語吹替

テレビ朝日版：初回放送1995年3月12日『日曜洋画劇場』

『魅惑の女シリーズ』第二弾として放送されました。本編中の過激なSMシーンやセックスシーンは、一部カットされています。

外部リンク

BODY/ボディ - allcinema
BODY/ボディ - KINENOTE
Body of Evidence - オールムービー（英語）
* Body of Evidence - IMDb（英語）

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